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Veritas Access 7.3 インストールガイド
Last Published:
2017-09-18
Product(s):
Access (7.3)
- Veritas Access の概要
- Veritas Access のライセンス
- システム要件
- システム要件
- Linux の必要条件
- Linux の必要条件
- ネットワークとファイアウォールの要件
- Veritas Access をインストールする準備
- VMware ESXi での Veritas Access インストール用の仮想マシンの配備
- クラスタのインストールと設定
- 応答ファイルを使用した Veritas Access のインストールと設定の自動化
- クラスタのノードの表示と追加
- Veritas Access のアップグレード
- ローリングアップグレードを使用した Veritas Access のアップグレード
- Veritas Access のアンインストール
- 付録 A. インストールの参考情報
- 付録 B. 通信用のセキュアシェルの設定
ターゲット Veritas Access クラスタへのオペレーティングシステムのインストール
インストールプロセスの最初のタスクとして、クラスタの各ノードに Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムをインストールします。
オペレーティングシステムをインストールするには
- Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムのインストール DVD を挿入し、DVD からサーバーを起動します。
Linux の必要条件を参照してください。
外付けの USB DVD-ROM も使用できます。
- Red Hat Enterprise オペレーティングシステムのインストール時は、一貫したネットワークデバイス命名機能を無効にします。
メモ:
一貫したネットワークデバイス命名機能は、Dell システムではデフォルトで有効になっています。その機能を無効にするには、boot コマンドラインで次のオプションを入力します。linux biosdevname=0
- boot プロンプトで、[Install and upgrade an existing system]オプションを選択します。Enter キーを押します。
- インストーラでメディアチェックを実行するかどうか、またはこのオプションをスキップするかどうかを確認するメッセージが表示されます。[Skip]を選択し、インストールを続行します。
- Red Hat Enterprise Linux バナーからインストールを開始し、[Next]をクリックしてインストールを続行します。
- インストールでは、言語を選択する画面が表示されます。Veritas Access では英語のみがサポートされています。[English]を選択します。英語がインストールに、そしてシステムデフォルトとして使用されます。[Next]をクリックして続行します。
- インストール中とシステムのデフォルトとして使用するキーボードの正しいレイアウトタイプを選択します。選択したら、[Next]をクリックして続行します。
- Red Hat Enterprise Linux は、多種多様のストレージデバイスにインストールできます。この画面では、基本的なストレージデバイス、または特定のストレージデバイスを選択できます。[Next]をクリックして続行します。
- インストーラでは、Red Hat Enterprise Linux の既存のインストールが自動的に検出されます。[Fresh Installation]または[Upgrade an Existing Installation]を実行するかどうかを選択するよう求められます。
システムに Red Hat Enterprise Linux がインストールされている場合、そのインストールをアップグレードするかどうかを確認するダイアログが表示されます。既存システムのアップグレードを実行するには、ドロップダウンリストから適切なインストールを選択し、[Next]を選択します。
- インストーラでは、ルートユーザーのホスト名を設定するように求められます。また、ネットワークを構成するかどうかを確認するメッセージも表示されます。IP アドレスを適切なパブリック NIC に設定して、再起動後にその IP アドレスを使用して NIC にアクセスできるようにします。[Next]をクリックして、続行します。
- [Time Zone Configuration]画面で、使用しているコンピュータの物理的な場所に最も近い都市を選択し、タイムゾーンを設定します。[Next]をクリックして、続行します。
- システムのルートパスワードを設定するように求められます。ルートパスワードを入力せずに、インストールプロセスの次の段階には進めません。[Root Password]フィールドにルートパスワードを入力します。Red Hat Enterprise Linux では、セキュリティのため文字がアスタリスクで表示されます。[Confirm]フィールドに同じパスワードを入力し、パスワードが正しく設定されていることを確認します。ルートパスワードを設定したら、[Next]を選択して続行します。
- インストールのタイプを選択する必要があります。必要に応じて、インストールのレイアウトを選択します。
- [Disk Partitioning Setup]画面では、次の 4 つの異なる方法のいずれかでデフォルトのパーティションレイアウトを作成することを選択できます。または、ストレージデバイスを手動でパーティション分割し、カスタムレイアウトも作成できます。
- [Encrypt System]オプションを選択した場合、インストーラではシステムのパーティションを暗号化するパスフレーズを入力するように求められます。
- ストレージデバイス選択画面で複数のストレージデバイスを選択した場合、オペレーティングシステムのインストールに使用可能なデバイスと、データストレージのファイルシステムにのみ接続するデバイスを選択するように求められます。ストレージデバイスを 1 つだけ選択した場合、この画面は表示されません。インストール時に、データストレージ専用として識別したデバイスがファイルシステムの一部としてマウントされますが、パーティション分割もフォーマットもされません。インストールに使用されるデバイスの識別を終了したら、[Next]をクリックして、続行します。
- 読み取り可能なパーティションテーブルが既存のハードディスクにない場合、インストールプログラムでハードディスクを初期化するように求められます。[Re-initialize drive]をクリックします。
- カスタムレイアウトを作成するか、デフォルトのレイアウトを修正するように求められます。選択したパーティション分割オプションを確認するようにも求められます。[Write changes to disk]をクリックすると、ハードドライブをパーティション分割し、Red Hat Enterprise Linux をインストールできるようになります。
- [Package Installation Defaults]画面が表示され、Red Hat Enterprise Linux インストールのデフォルトのパッケージについて詳述されます。この画面は、インストールする Red Hat Enterprise Linux のバージョンによって異なります。
要件に従って、ブートローダー (GRUB) を構成し、インストールパッケージを選択します。インストーラにより必要なパッケージがインストールメディアから検索され、インストールされます。[Basic Server]オプションをインストールに選択します。
- パッケージのインストールが完了したら、インストール後タスクのためシステムの再起動が必要です。インストールメディアを取り出し、[Reboot]をクリックして続行します。
- これで Red Hat Enterprise Linux のインストールが完了しました。このセクションで表示されているものと同じ手順に従って、クラスタのその他のノードにオペレーティングシステムをインストールできます。
手順について詳しくは、Red Hat Enterprise Linux のドキュメントを参照してください。
- クラスタのすべてのノード上で SELinux を無効にします。