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Veritas Access 7.3 リリースノート
Last Published:
2017-09-18
Product(s):
Access (7.3)
Platform: Unix/Linux
- Veritas Access の概要
- このリリースについて
- 重要なリリース情報
- このリリースでの変更点
- GUI への変更
- 追加のクラウドプロバイダ
- スケールアウトファイルシステムの拡張機能
- インストーラの拡張機能
- S3 と連携する NFS のマルチプロトコルサポート
- カーネルベースの NFS バージョン 4 のサポート
- IOPS の最大設定を使用するアプリケーションの I/O 作業負荷の管理
- Veritas Access の同期レプリケーション
- Enterprise Vault Archiving 用 WORM ストレージ
- Enterprise Vault Archiving 用パーティション安全通知 (PSN) ファイルの作成
- ファイアウォール設定の変更
- ファイルの保持の設定
- このリリースでサポートされない機能
- テクニカルプレビュー機能
- 修正された問題
- ソフトウェアの制限事項
- 共有 LUN を使用する際の制限事項
- Flexible Storage Sharing の制限事項
- インストールとアップグレードに関する制限事項
- バックアップモードの制限事項
- Veritas Access IPv6 の制限事項
- FTP create_homedirs の制限事項
- Samba ACL のパフォーマンス関連の問題
- Veritas Access の言語サポート
- Veritas Access クラスタで InfiniBand NIC を使用する際の制限事項
- 仮想マシン環境で Veritas Access を使用する際の制限事項
- NFS-Ganesha の制限事項
- カーネルベースの NFS v4 の制限事項
- ファイルシステムの制限事項
- Veritas Access S3 サーバーの制限事項
- LTR の制限事項
- 既知の問題
- Veritas Access の既知の問題
- AWS の問題
- バックアップの問題
- CIFS の問題
- 重複排除の問題
- Enterprise Vault Attach の既知の問題
- FTP の問題
- GUI の問題
- インストールと設定に関する問題
- RDMA LLT を使用するノードを再起動すると、LLT が動作しなくなる。または gabconifg - a コマンドで状態が危険と表示される (IA-1796)
- Veritas Access でスクリプトを個別に実行すると、一貫性のないリターンコードを返すことがある (3796864)
- SSH 接続がない場合、インストーラを使用した Veritas Access の設定に失敗する (3794964)
- 応答ファイルを使用して Veritas Access を設定する場合に設定から PCI を除外すると失敗する (3686704)
- インストーラで I/O フェンシング設定中にディスクを初期化した直後に、初期化されたディスクが一覧表示されない (3659716)
- 2 つのインストールで同時に同じドライバノードが使用されている場合、2 番目のインストールが最初のインストールの進行状況を示す (IA-3446)
- 同じドライバノードが 2 つ以上のインストールに同時に使用されると、最初のインストールセッションが終了する (IA-3436)
- スレーブノードが再起動中、シャットダウン中、またはクラッシュ状態にある場合に Cluster> show コマンドを実行すると、例外がスローされる (IA-900)
- PCI ID の重複が PCI 除外に追加されると、Cluster> add node name コマンドが失敗する (IA-1850)
- クラスタノードからの応答ファイルを使用してインストールを開始すると、NIC セクションの構成後にそのインストールセッションが終了する (IA-3570)
- システムの検証チェック後に、インストーラによってサードパーティ製の RPM が見つからないという警告メッセージが表示される (IA-3611)
- installaccess コマンドを使用してクラスタのノードから製品をインストールして構成するときに、インストーラがハングアップしているように見える (IA-5300)
- クラスタの設定後に CLISH から別の VLAN デバイスを作成すると、VLAN デバイスの phantomgroup がオンラインにならない (IA-6671)
- 7.2.1 バージョンからアップグレードを実行すると、ローリングアップグレードで cfsmount リソースをオンラインにできない (IA-7388)
- スケールアウトファイルシステムがオンラインで NFS または S3 サーバーによって使用されている場合、ローリングアップグレードが許可されない
- ネットワークの問題
- NFS の問題
- NFS-Ganesha バージョン 4 を使用する Solaris 10 クライアントでパフォーマンスが低下する (IA-1302)
- Linux クライアントを使用した場合に NFS-Ganesha のランダム書き込みパフォーマンスが低下する (IA-1304)
- ノード間の時間が同期されないと、サーバーの最新のディレクトリコンテンツがクライアントに表示されない (IA-1002)
- クラスタノードを再起動すると、NFS> share show で共有がエラーと表示されることがある (IA-1838)
- NFS 設定のインポート後に NFS-Ganesha 共有に失敗する (IA-849)
- 共有の数が 500 を上回ると、NFS-Ganesha 共有がオンラインにならないことがある (IA-1844)
- NFS-Ganesha で 1 つのパスを複数のクライアントに複数回エクスポートできない (3816074、3819836)
- NFS-Ganesha サーバーの場合、大量の共有のオンラインとオフラインの切り替えに時間がかかる (3847271)
- NFS クライアントアプリケーションがノードの再起動時に無効なファイル処理エラーで失敗する場合がある (3828442)
- NFS> share show コマンドがオフライン共有とオンライン共有を区別しない (IA-2758)
- NFS> share show コマンドと Linux showmount コマンドの出力の違い (IA-1938)
- NFS サーバーを切り替えた後、クライアント上の NFS マウントが停止する (IA-6629)
- ノードがクラッシュした場合、カーネル NFS v4 のロックが正しくフェールオーバーしない (IA-5083)
- ネットグループのカーネル NFS v4 エクスポートのマウントが正しく動作しない (IA-6672)
- ObjectAccess の問題
- 5 MB のチャンクサイズで 10 GB のファイルのマルチパートアップロードを行っている際に、ObjectAccess サーバーが障害状態になる (IA-1943)
- SSLS3 経由で S3 サーバーに接続しようとすると、クライアントアプリケーションが「SSL3_GET_SERVER_CERTIFICATE:certificate verify failed」のような警告を表示する場合がある (IA-5378)
- 以前のリリースから Veritas Access 7.3 にアップグレードした場合に、クラスタ名に大文字があると S3 サーバーへのアクセスが失敗する (IA-5628)
- クラスタ名が DNS ホスト名の制限事項に従っていない場合、Veritas Access で ObjectAccess サービスを使用できない (IA-5631)
- SSL を有効にすると、仮想ホストスタイルのアドレス指定で ObjectAccess 操作が正しく動作しない (IA-5737)
- 単一ノードでの ObjectAccess の server enable 操作が失敗する (IA-5704)
- ノードが再起動したときに ObjectAccess (S3) サービスが OFFLINE になる (IA-6282)
- バケット作成が「タイムアウトエラー」で失敗する (IA-7432)
- マルチパートアップロードで、バケットに一時オブジェクトが存在する場合がある (IA-7434)
- ファイルシステムパスをマップしてバケットを作成すると、バケットの CreationDate が不正になる (IA-7227)
- グループ名にスペースが含まれている場合、グループ設定が ObjectAccess で機能しない (IA-7407)
- イレージャコーディングファイルシステムが、Storage> fs list コマンドでミラーレイアウトを示す場合がある (IA-7266)
- S3 サーバー内のバケットまたはオブジェクトへのアクセスが S3 内部エラーで失敗する
- OpenDedup の問題
- OpenStack の問題
- レプリケーションの問題
- レプリケーションと重複排除を同じソースに対して実行すると、レプリケーションファイルシステムが特定の状況で失敗する (3804751)
- System> config import コマンドでレプリケーションキーとジョブがインポートされない (3822515)
- レプリケーションフェールオーバー後にジョブがターゲットのスケジュールを使用する (3668957)
- ターゲットノードがフェールオーバーすると、レプリケーションが「connection reset by peer」のエラーで失敗する (IA-3290)
- シンプルなストライプ化ファイルシステムで、同期レプリケーションがファイルシステムレイアウトをミラーとして表示する (IA-7308)
- ストレージレプリケーションログがいっぱいになると、同期レプリケーションが replicating の状態にならない
- プライマリまたはセカンダリクラスタ内の任意のノードを再起動すると、レプリケーションが PAUSED 状態になる (IA-7567)
- 同期レプリケーションのフェールバックが動作しない (IA-7524)
- Veritas Access 7.2.1.1 以前のバージョンで作成したレプリケーションジョブが、バージョン 7.3 にアップグレードすると認識されない (IA-7597)
- GUI 経由の帯域幅の設定がレプリケーションで有効にならない (IA-7295)
- ターゲットで「had」デーモンが手動で再起動されると、同期レプリケーションが失敗する (IA-7357)
- SmartIO の問題
- ストレージの問題
- スナップショットのクォータが設定されている場合、スナップショットのマウントに失敗することがある (IA-1542)
- Storage> pool rmdisk コマンドがメッセージを出力しない場合がある (IA-1733)
- Storage> Pool rmdisk コマンドで、ファイルシステム名が出力されないエラーが発生することがある (IA-1639)
- CIFS ホームディレクトリのリストに新しく追加されるファイルシステムのクォータを有効にできない (IA-1851)
- ファイルシステムを破棄しても、マウントポイントの /etc/mtab エントリが削除されないことがある (3801216)
- Storage> fs online コマンドはエラーを返すのに、ファイルシステムは数分後にオンラインになる (3650635)
- DCO が存在する場合にプールからディスクを削除できない (3452098)
- df コマンドでファイルシステムに利用可能な領域があると表示されるのに、スケールアウトファイルシステムが ENOSPC エラーを返す (IA-3545)
- Storage> fs growby または growto コマンドの実行後にロールバックの更新を実行すると失敗する (3588248)
- エクスポートされた DAS ディスクがエラー状態の場合、ローカルノードに ERR が表示され、Storage> list でリモートノードに NOT_CONN が表示される (IA-3269)
- I/O フェンシングを無効にすると、管理サービスが停止したクラスタで状態に一貫性がなくなる (IA-3427)
- ノードの Storage> tier move コマンドのフェールオーバーが機能しない (IA-3091)
- 各キャッシュオブジェクトがいっぱいになると、ロールバックサービスグループが障害状態になり、状態を消去する方法がない (IA-3251)
- キャッシュオブジェクトがいっぱいになると、イベントメッセージが生成されない (IA-3239)
- ストレージデバイスが SIGBUS 信号で失敗し、スケールアウト型ファイルシステムデーモンの異常終了が発生する (IA-2915)
- クラスタノードのいずれかが再起動されると、Storage> tier move list コマンドが失敗する (IA-3241)
- Storage> fs policy resume の発行後にポリシーの実行が完了すると、データの合計とファイルの合計数が、Storage> fs policy status に示されている移動されたデータとファイル数と一致しない場合がある (IA-3398)
- Storage> fs addcolumn 操作が失敗しても、エラー通知が送信されない (IA-5434)
- 階層化が存在する場合に、領域最適化されたロールバックを作成できない (IA-5690)
- ボリュームマネージャオブジェクトが存在する設定でフェンシングを有効にすると、ディスクグループのインポートが失敗する (IA-7219)
- rollback cache growto と rollback cache growby 操作で、キャッシュサイズの値を g または G、m または M、k または K 単位で指定できない (IA-7473)
- プールに 1 つしかディスクが含まれない場合、ファイルシステムの作成が失敗する (IA-7515)
- バックアップサービスの開始後、一部のノードで BackupGrp が FAULTED の状態になる (IA-7174)
- シン LUN を使用してシンプルなレイアウトで作成されたスケールアウトファイルシステムが、Storage> fs list コマンドで階層レイアウトを示す場合がある (IA-7604)
- largefs ストライプまたは largefs ミラー化ストライプレイアウトを使用して作成されたファイルシステムが、Storage> fs list コマンドで不正な列数を示す場合がある (IA-7628)
- Veritas Access の既知の問題
- ヘルプの入手
PCI ID の重複が PCI 除外に追加されると、Cluster> add node name コマンドが失敗する (IA-1850)
除外する一意の PCI ID を持つ新しいノードを追加するには、Network> pciexclusion add コマンドを使用して、CLISH を通してこれら一意の PCI ID を追加する必要があります。Veritas Access の PCI 除外構成にこれらの一意の PCI ID がすでに存在する場合、結果の構成にはエントリが重複します。PCI 除外の結果の構成後、追加したノードで続行すると、操作は失敗します。Cluster> add node 操作では、PCI 除外構成内の重複するエントリを処理できません。
回避策:
重複した PCI ID を Veritas Access PCI 除外構成ファイルから削除するには、テクニカルサポートにお問い合わせください。削除すると、Cluster> add node コマンドを実行できるようになります。