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Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlets

Last Published: 2023-09-06

Product(s): Enterprise Vault (14.5)

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation は、指定したサイトの指定した Enterprise Vault SMTP サーバーにおけるメッセージ追跡ログファイルの場所を更新します。サイト ID を指定しない場合、この cmdlet はローカルの Enterprise Vault サーバーが属しているサイトを使用します。

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.AdminAPI.dll スナップインから利用できます。

構文

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation [-SiteId <String>] [-Identifier] <String> [-LogFileLocation] <String> [<CommonParameters>]

パラメータ

表: Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation パラメータ

パラメータ	説明
-SiteId	SMTP 設定が属しているサイトの ID。
-Identifier (必須)	メッセージ追跡ログファイルの場所を設定する SMTP サーバーのコンピュータ名、コンピュータの別名、コンピュータのエントリ ID のいずれか。サイト内の SMTP サーバーの一覧を Enterprise Vault 管理コンソールの SMTP プロパティの［メッセージの追跡］タブに表示します。SMTP プロパティを開くには、［対象］の［SMTP］コンテナを右クリックして［プロパティ］を選択します。
-LogFileLocation (必須)	SMTP メッセージ追跡ログファイルを格納するフォルダのパス。このパスは、SMTP サーバーに対してローカルである必要があります。

例

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation -Identifier "EV1.Domain.com" -LogFileLocation "C:\MsgTrackingLogFileLocation"
「EV1.Domain.com」という名前の SMTP サーバーでメッセージ追跡ログファイルの場所を更新します。サイトを指定していない場合は、cmdlet を実行する Enterprise Vault サーバーのサイトが使用されます。
Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation -SiteId "13E...example.com" -Identifier "EV2" -LogFileLocation "C:\MsgTrackingLogFileLocation"
指定した Enterprise Vault サイトの「EV2.」という名前の SMTP サーバーでメッセージ追跡ログファイルの場所を更新します。

出力

Set-EVSMTPMessageTrackingLogLocation は出力を返しません。