Veritas NetBackup™ 5330 Appliance ハードウェア取り付けガイド
- ハードウェアの概要
- 取り付け前の要件
- ハードウェアの取り付け手順
- NetBackup 5330 高可用性構成のためのハードウェア設置手順
- 付録 A. 新しく拡張されたストレージシェルフのディスク容量の追加
ハードウェアをオンにして動作を検証する
ハードウェアコンポーネントは、コンポーネント間の正しい通信を確保するために特定のシーケンスでオンにする必要があります。
正しいシーケンスは次のとおりです。
拡張ストレージシェルフ(設置する場合)
複数の拡張シェルフが設置されている場合は、プライマリシェルフから最も遠くにあるシェルフを先にオンにします。
オンにしたシェルフに接続されている拡張シェルフをオンにします。
最後の拡張シェルフをオンにするまで、この方法を継続します。
プライマリストレージシェルフ
拡張シェルフが動作してからプライマリストレージシェルフをオンにします。
NetBackup 5330 計算ノード
高可用性 (HA) 設定の場合は、プライマリシェルフから最も近くにある計算ノードをオンにしてから、その他のノードをオンにします。
コンポーネントをオンにして、動作を検証するには
- 次のケーブルが正しく安全に接続されていることを検証します。
計算ノードのデータとネットワークケーブル
計算ノードとプライマリシェルフの間のファイバーチャネル (FC) ケーブル
プライマリシェルフと拡張シェルフの間の SAS ケーブル
各コンポーネントからラック内の該当する電力配分装置 (PDU) への電源コード
- 拡張シェルフの背面で、両方の電源スイッチをオンにします。
- 両方の電源キャニスタの左端にある LED が緑色であることを確認します。
- シェルフの前面と左側にある電源 LED が緑色であることを確認します。
- プライマリシェルフの背面で、両方の電源スイッチをオンにします。
- 両方の電源キャニスタの左端にある LED が緑色であることを確認します。
- シェルフの前面と左側にある電源 LED が緑色であることを確認します。
- 約 5~10 分後、次のように、シェルフが完全に初期化されたことを確認します。
- シェルフの背面にある 2 つの 7 セグメントディスプレイの番号は、シェルフ ID を示しています。プライマリストレージシェルフの場合、この数は 99 になるはずです。
- 計算ノードの前面右にあるパネルで、電源ボタンを押して計算ノードをオンにします。
数分後、次のように、計算ノードが完全に初期化されたことを検証します。
計算ノードの右の前面パネルで、LED パネルの上部の近くにある三角形の状態 LED を見つけます。LED は正常に動作しているときは緑色であるはずです。
次のように、ディスクドライブ LED が正しく初期化したことを検証します。
状態 LED (1) は点灯していないはずです。次の表示も可能です。
橙色で点灯する LED はディスクエラーを示します。
点滅している橙色の LED は RAID の再構築が進行中であることを示します。
動作状態表示用 LED (2) は次を示します。
LED は、ディスクがスピンダウンしたとき、電源がオンであっても点灯しません。
LED は、ディスク処理がないとき、電源がオンであると緑色で点灯します。
LED は、ディスクがスピンアップすると、緑色で点滅します。
LED は、コマンドが処理されるときに、ときどき緑色で点滅します。
- NetBackup Appliance Web コンソールを起動し、すべてのデバイスが[監視 (Monitor)]>[ハードウェア (Hardware)]ページに表示されていることを確認します。デバイスが表示されない場合は、ケーブル接続を調べ、電源がオンになっていることを調べます。
- アプライアンスの初期設定に進みます。詳しくは、次のサイトの指示を参照してください。NetBackup Appliance のマニュアル