"安全でないためファイル共有には接続できません" のエラーにより SRD ウィザードで共有フォルダーを作成できません

記事: 100049309
最終公開日: 2021-01-18
評価: 2 5
製品: System Recovery

問題

System Recovery Disk (SRD) ウィザードで特定の NAS の共有フォルダに接続できません。

 

エラーメッセージ

安全でないためファイル共有には接続できません。この共有には最新でない SMB1 プロトコルが必要です。そのプロトコルは安全でないため、システムが攻撃にさらされる可能性があります。
このシステムには SMB2 以降を使用する必要があります。この問題を解決する方法にてついては、次のページを参照してください。https://go.microsoft.com/fwlink/?linkid=852747

 

原因

SMBv1 は Windows10 / Windows サーバーバージョン 1709 以降または ADK 10 1709 以降で作成された SRD にはインストールされないため、SMBv1 のみ利用可能な NAS の共有フォルダに接続することはできません。
詳しくは下記の記事をご参照ください。

https://docs.microsoft.com/ja-jp/windows-server/storage/file-server/troubleshoot/smbv1-not-installed-by-default-in-windows

 

解決策
 

以下、3つ操作のいずれかを実施します。

1. NAS 側で SMBv2 を有効にしてから SRD ウィザードで共有フォルダを設定してください。

2. NAS から USB-HDD にリカバリポイントをコピーし、SRD ウィザードで該当 USB-HDD 上のリカバリポイントをファイル名で指定します。

3. ADK 1703 またはその以前のバージョンをインストールしてから詳細モードで SRD を作成し、SRD ウィザードで共有フォルダを設定します。
注: SMBv1 は、ADK 1703 以前のバージョンを使用して作成された SRD で有効になります。

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