問題
Backup Exec で個別のアラートに応答するか複数のアラートをクリアする方法
解決策
1. [ホーム] タブで すべてのアクティブなアラートを表示したり、アラートをフィルタリングして、特定のアラートタイプまたは特定の日付に発生したアラートのみを表示したりすることができます。図1 のように [システムの健全性] ペインで、[アクティブアラート] と [アラート履歴] を表示したり非表示にすることができます。
図1.
2. [バックアップとリストア] タブでは、図2 のようにサーバー毎の [アクティブアラート] が表示されます。[バックアップとリストア] タブでサーバー名をダブルクリックすると、図3 のようにアクティブアラートの一覧が表示されます。このビューでは、CTRL+A や Shift キーを使用して複数のアラートを選択し、右クリックして一度に応答できます。
図2.
メモ: 図2では、[アクティブアラート] をクリックして、アラートに1つずつ応答できます。
図3.
3. [ストレージ] タブでは、図4 のようにストレージデバイス毎の [アクティブアラート] が表示されます。[ストレージ] タブでストレージデバイス名をダブルクリックすると、図5 のようにアクティブアラートの一覧が表示されます。このビューでは、CTRL+A や Shift キーを使用して複数のアラートを選択し、右クリックして一度に応答できます。
図4.
図5.
4. 図6、図7、図8 のように管理コンソールの下にあるステータスバーを使用して、任意の Backup Exec タブから、アラートに応答できます。図7 では、CTRL+A や Shift キーを使用して複数のアラートを選択し、右クリックして一度に応答できます。
図6.
図7.
図8.
5. アラートは、Backup Exec Management Command Line Interface (BEMCLI) を使用して、管理および応答することができます。詳しくは関連ドキュメントを参照してください。
次のコマンドは、アクティブな Backup Exec 情報アラートをすべてクリアします。
Get-BEAlert -Severity Information | Clear-BEAlert -Response Ok
次のコマンドは、すべての Backup Exec エラーアラートをクリアします。
Get-BEAlert -Severity Error | Clear-BEAlert -Response Ok
アラートは、応答するまで [アクティブアラート] ペインに残ります。 アラートに手動で応答することも、指定した時間が経過するとアラートに自動的に応答するように Backup Exec を構成することもできます。情報アラートなどのアラートの種類によっては、応答が不要な場合があります。
アラートに応答すると、Backup Exec はアラートを [アラート履歴] に移動します。[アラート履歴] は [ホーム] タブかステータスバーのアラート部分をダブルクリックすることにより表示できます。[レポート] タブからアラート履歴のレポートを利用することもできます。
メディアの上書きやメディアの挿入アラートなどのアラートへの自動応答については アラートカテゴリの設定 を参照してください。