Windows Server のシステム状態のリストアがエラー「オブジェクトの書き込みに失敗しました」で失敗する

Article: 100045499
Last Published: 2025-05-09
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Product(s): Backup Exec

問題

Windows Server 2016 または 2019 のシステム状態のリストアが「オブジェクトの書き込みに失敗しました」で失敗します。以前のOSのシステム状態のリストアは成功します。

エラーメッセージ

完了ステータス: 失敗
最終エラー: 0xe0008488 - アクセス拒否
最終エラーカテゴリ: セキュリティエラー
UMIコード: V-79-57344-33928

リストア - \\<コンピュータ名>\System?State  \\<コンピュータ名>\System?State 
V-79-57344-65249 - オブジェクトの書き込みに失敗しました。

 

原因

Windows Defender Antivirus Service サービスが Windows Server 2016 から実装されています。このサービスが、Backup Exec によるシステム状態のリストアを阻害することでエラーが発生します。

注: Symantec Endpoint Protection がインストールされている環境の場合は、100036252 (システム状態のリストアがエラー「オブジェクトの書き込みに失敗しました」で失敗する) の技術情報を参照してください。

解決方法

Windows Defender をアンインストールしてから、システム状態をリストアします。詳細は以下を参照してください。

1. コマンドプロンプトを開きます。

2. Powershell と入力し、Enterキーを押します。

3. uninstall-windowsfeature -name windows-defender と入力し、Enterキーを押します。

4. マシンを再起動します。

5. システム状態をリストアします。

6. リストアが完了したら、マシンを再起動します。

 

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