Veritas NetBackup™ Appliance リリースノート
- NetBackup Appliance 5.1.1 について
- NetBackup Appliance 5.1.1 の機能、拡張機能、変更
- NetBackup Appliance ハードウェアの機能
- NetBackup Appliance の互換性
- 操作上の注意事項
- 付録 A. リリース内容
- 付録 B. 関連マニュアル
NetBackup 53xx のハードウェアの機能
53xx Appliance は、メディアサーバーとしてのみ構成できます。
NetBackup 53xx Appliance には、以下の機能が搭載されています。
メモリ
5340 には、2666 MHz で動作する 768 GB の RAM が搭載されています。
5350 には、2666 MHz で動作する 768 GB の RAM が搭載されています。
速度
5340 には、通常 2.0 GHz、最大 3.7 GHz の 20 コアのプロセッサが搭載されています。
5350 には、通常 2.0 GHz、最大 3.7 GHz の 20 コアのプロセッサが搭載されています。
動作電圧
5340 は 1.2 V で動作します。
5350 は 1.2 V で動作します。
耐性の高いストレージアーキテクチャ
NetBackup 53xx Appliance の冗長コンポーネントによって、アプライアンスはハードウェアコンポーネントでエラーが発生した場合でも生産性を維持できます。この機能によって、欠陥のある部品を交換するまで、ハードウェアの障害が操作に及ぼす影響を最小限に抑えることができます。
ホットスワップ対応のコンポーネント
53xx の外部 RAID コントローラはホットスワップ対応のため、操作を中断することなく欠陥のあるコントローラを交換できます。
複数の冗長データパス
NetBackup 53xx は、すべての重要なストレージで冗長データパスを備えています。これによって、複数のコンポーネントエラーが発生した場合でも動作することができます。
5340 と 5350 計算ノードには、データを格納する内部ディスク容量はありません。代わりに、これらのモデルでは必須の Veritas 5U84 プライマリストレージシェルフをメインのデータストレージデバイスとして使用します。5U84 プライマリストレージシェルフは計算ノードに接続し、RAID 6 ドライブセットを使用して格納データを保護します。
追加のデータストレージ領域が必要な場合は、既存の 5U84 プライマリストレージシェルフに最大 3 台のオプションの Veritas 5U84 拡張ストレージシェルフを接続できます。5U84 拡張ストレージシェルフは、SAS3 データケーブルを使用して 5U84 プライマリストレージシェルフに接続します。シェルフを接続すると、5U84 拡張ストレージシェルフのディスクドライブの格納データが 5U84 プライマリストレージシェルフが制御する RAID 6 セットを使用して保護されます。
表: NetBackup 5340 および 5350 Appliance のディスクドライブ容量別のストレージオプション
利用可能なストレージ容量 (4 TB ドライブ) |
利用可能なストレージ容量 (8 TB ドライブ) |
---|---|
120 TiB (132 TB) |
240 TiB (264 TB) |
240 TiB (264 TB) |
480 TiB (528 TB) |
360 TiB (396 TB) |
720 TiB (792 TB) |
480 TiB (528 TB) |
960 TiB (1,056 TB) |
600 TiB (660 TB) |
1200 TiB (1,320 TB) |
720 TiB (792 TB) |
1440 TiB (1,583 TB) |
840 TiB (924 TB) |
1680 TiB (1,847 TB) |
960 TiB (1,056 TB) |
1920 TiB (2,111 TB) |
詳しくは、『Veritas 5340 Appliance 製品説明ガイド』と『Veritas 5350 Appliance 製品説明ガイド』を参照してください。
NetBackup Appliance のハードウェアアーキテクチャについて詳しくは、『NetBackup Appliance と Veritas Storage Shelf の製品説明』を参照してください。