[ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]ダイアログボックスの設定
[新しいストレージライフサイクルポリシー (New Storage Lifecycle Policy)]ダイアログボックスと[ストレージライフサイクルポリシーの変更 (Change Storage Lifecycle Policy)]ダイアログボックスは、次の設定を含んでいます。
表: [ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]タブ
設定
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説明
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ストレージライフサイクルポリシー名 (Storage lifecycle policy name)
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[ストレージライフサイクルポリシー名 (Storage lifecycle policy name)] は、SLP の説明です。SLP が作成された後は、名前は変更できません。
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データの分類 (Data classification)
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[データの分類 (Data classification)]は、SLP が処理できるデータのレベルや分類を定義します。ドロップダウンメニューには定義済みの分類がすべて表示され、そこには SLP に固有の[任意 (Any)]分類も含まれます。
[任意 (Any)]を選択すると、データの分類に関係なく、提出されるすべてのイメージを保存するよう SLP に指示します。SLP 設定のみに利用可能で、バックアップポリシーの設定には使用できません。
データ分類 は省略可能な設定です。
1 つのデータ分類は各 SLP に割り当て可能で、SLP のすべての操作に適用されます。
[任意 (Any)]以外のデータの分類を選択すると、SLP は、その分類に設定されたポリシーに含まれるイメージのみを格納します。データの分類を指定しない場合は、SLP はすべての分類のイメージおよび分類が設定されていないイメージを受け入れます。
[データの分類 (Data classification)]を使用すると、NetBackup 管理者は相対的な重要度に基づいてデータを分類できます。分類は、一連のバックアップ要件を表します。データがさまざまなバックアップ要件を満たす必要がある場合は、さまざまな分類の割り当てを検討します。
たとえば、電子メールバックアップデータをシルバーのデータの分類に割り当て、財務データのバックアップをプラチナの分類に割り当てる場合があります。
バックアップポリシーは、バックアップデータをデータ分類と関連付けます。ポリシーデータは同じデータの分類の SLP でのみ保存できます。
データが SLP でバックアップされたら、データは SLP の構成に従って管理されます。SLP によって、最初のバックアップからイメージの最後のコピーが期限切れになるまでに行われるデータへの処理が定義されます。
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セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary operations)
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[セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary operations)]オプションは、他のすべてのジョブに対する、セカンダリ操作からのジョブの優先度です。優先度は、バックアップ操作とスナップショット操作を除くすべての操作から派生するジョブに適用されます。範囲は、0 (デフォルト) から 99999 (最も高い優先度) です。
たとえば、データの分類にゴールドが指定されたポリシーの[セカンダリ操作の優先度 (Priority for secondary operations)]を、データの分類にシルバーが指定されたポリシーよりも高く設定できます。
バックアップジョブの優先度は、[属性 (Attributes)]タブのバックアップポリシーで設定されます。
???を参照してください。
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操作 (Operation)
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SLP の操作のリストを作成するには、[追加 (Add)]、[変更 (Change)]、および[削除 (Remove)]ボタンを使います。SLP は 1 つ以上の操作を含む必要があります。複数の操作は複数コピーが作成されることを意味します。
???を参照してください。
リストには、各操作の情報を表示する列もあります。デフォルトでは、すべての列が表示されているわけではありません。
列の説明については、次の項を参照してください。
???を参照してください。
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矢印
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各コピーのコピー元のインデント (または階層) は、矢印を使用して示します。1 つのコピーは他の多くのコピーのソースである場合もあります。
???を参照してください。
???を参照してください。
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有効 (Active)
および
延期 (Postponed)
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[有効 (Active)]と[延期 (Postponed)]オプションは、[二次操作処理の状態 (State of Secondary Operation Processing)]下に表示され、SLP でのすべての複製操作の処理を対象とします。
[有効 (Active)]と[延期 (Postponed)]オプションは、tar 書式付きのイメージを作成する複製操作に適用されます。たとえば、bpduplicate で作成されるイメージなどです。[有効 (Active)]と[延期 (Postponed)]オプションは、OpenStorage の最適化複製や NDMP の結果として複製されたイメージには影響しません。また、1 つ以上の宛先ストレージユニットがストレージユニットグループの一部として指定されている場合も影響しません。
できるだけ早くセカンダリ操作を続行するには、[有効 (Active)]を有効にします。[延期 (Postponed)]から[有効 (Active)]に変更された場合、NetBackup はセカンダリ操作が無効になったときに中断した位置から再開してイメージを処理し続けます。 [延期 (Postponed)]を有効にして、SLP 全体でセカンダリ操作を延期します。[延期 (Postponed)]は複製ジョブの作成は延期しませんが、イメージの作成を延期します。複製ジョブは作成され続けますが、セカンダリ操作が再度有効になるまで実行されません。 SLP のすべてのセカンダリ操作は、管理者が[有効 (Active)]を選択するか、[終了 (Until)]オプションが選択され、有効化する日付が指定されるまで無期限に無効のままです。
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[バックアップポリシー間の検証 (Validate Across Backup Policies)]ボタン
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このボタンを使うと、この SLP への変更がこの SLP と関連付けられているポリシーにどのように影響するかを確認できます。ボタンを押すとレポートが生成され、[検証レポート (Validation Report)]タブに表示されます。
このボタンは nbstlコマンドと使われたとき、-conflict オプションと同じ検証を実行します。
???を参照してください。
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