NetBackup™ for Microsoft SharePoint Server 管理者ガイド
- NetBackup for SharePoint Server Server の概要
- NetBackup for SharePoint Server Server のインストール
- SharePoint Server の個別リカバリテクノロジのための NFS のインストールおよび構成
- NetBackup for SharePoint Server の構成
- 個別リカバリテクノロジ (GRT) を使う SharePoint バックアップの構成
- SharePoint クライアントのホストプロパティの構成
- NetBackup for SharePoint Server バックアップポリシーの構成
- SharePoint Server、SharePoint Foundation のバックアップおよびリストアの実行
- SharePoint Server および SharePoint Foundation のユーザー主導バックアップ
- SharePoint Server と SharePoint Foundation のリストア
- VMware バックアップを使用した SharePoint Server データの保護
- ディザスタリカバリ
- トラブルシューティング
- NetBackup for SharePoint Server デバッグログ
VMware バックアップを使用したアプリケーションデータベースの保護について
VMware のバックアップポリシーおよび Cohesity VSS プロバイダを使用することで、NetBackup では仮想マシンに存在するアプリケーションデータベースの一貫した完全バックアップを作成できます。
VMware アプリケーションバックアップでは次のことができます。
VMware バックアップからデータをリストアおよびリカバリするには、既存のデータベースリストア処理を使用します。
VMware バックアップから代替クライアントにデータベースをリストアおよびリカバリします。ターゲットとなる宛先クライアントには、物理コンピュータまたは仮想マシンを使うことができます。
仮想システムの互換性については、次の情報を参照してください。
https://www.veritas.com/content/support/en_US/doc/NB_70_80_VE
vSphere 用の Cohesity VSS プロバイダのインストールを参照してください。
[アクセラレータを使用 (Use Accelerator)]ポリシーオプションを選択して、NetBackup アクセラレータを使用すると、VMware の完全バックアップが高速化される可能性があります。(このオプションは保護計画の設定では利用できません) バックアップ時間の短縮によって、VMware バックアップをバックアップ処理時間帯内に簡単に完了できるようになります。この機能を使うには、最初に[アクセラレータを使用 (Use Accelerator)]を有効にして初回バックアップを実行する必要があります。以降のバックアップ時間はかなり減らすことができます。現在、バックアップが完全スケジュール形式に対してのみ制限されているデータベースエージェントに対するアクセラレータのサポート。
クライアントの変更検出の新しい基準を定期的に確立するには、[アクセラレータ強制再スキャン (Accelerator forced rescan)]オプションを有効にして個別のポリシースケジュールを作成します。
VMware バックアップでアクセラレータを使用する方法について詳しくは、『NetBackup for VMware 管理者ガイド』を参照してください。