NetBackup™ クラウドオブジェクトストア管理者ガイド
- 概要
- クラウドオブジェクトストア資産の管理
- クラウドオブジェクトストア資産の NetBackup 保護の計画
- 11.0 以降でのバックアップパフォーマンスの向上
- クラウドオブジェクトストアアカウントの追加の前提条件
- バックアップのバッファサイズの構成
- 一時的なステージング場所の構成
- 高度な動的マルチストリームパラメータの構成
- Amazon S3 クラウドプロバイダのユーザーに必要な権限
- Azure Blob ストレージに必要な権限
- Azure Data Lake Storage に必要な権限
- GCP に必要な権限
- 制限事項および考慮事項
- クラウドオブジェクトストアアカウントの追加
- クラウドオブジェクトストアアカウントの管理
- マルウェアのスキャン
- クラウドオブジェクトストア資産の保護
- アクセラレータのサポートについて
- 増分バックアップについて
- 動的マルチストリームについて
- オブジェクトの変更追跡について
- オブジェクトの変更追跡の構成
- バケットに対するアクセス権の構成
- ログバケットでのアクセスポリシーの構成
- IBM Storage Ceph の構成ガイドライン
- ソースバケットのバケットログ作成の有効化
- ログバケットのポリシーの作成
- ステージング場所の追加のストレージ要件
- IBM Storage Ceph でのバケットログ作成の構成
- ログバケットのメンテナンス
- オブジェクトの変更追跡に関する NetBackup の構成
- オブジェクトの変更追跡に関する NetBackup ポリシーの構成
- アクティビティモニターでのオブジェクトの変更追跡の確認
- NetBackup がオブジェクトの変更追跡をオーバライドする場合のシナリオ
- ストレージライフサイクルポリシーについて
- クラウドオブジェクトストア資産のポリシーについて
- ポリシーの計画
- クラウドオブジェクトストアポリシーの前提条件
- バックアップポリシーの作成
- ポリシーの属性
- ポリシーのスケジュール属性の作成
- 開始時間帯の構成
- 除外日の構成
- 含める日の構成
- [クラウドオブジェクト (Cloud objects)]タブの構成
- 条件の追加
- タグ条件の追加
- 条件とタグ条件の例
- クラウドオブジェクトストアポリシーの管理
- クラウドオブジェクトストア資産のリカバリ
- トラブルシューティング
- エラー 5549: バケットログ記録情報は検証できません (Cannot validate bucket logging information)
- エラー 5576: ストレージユニットに指定された並列実行ジョブの最大数は、ポリシーで指定されたストリーム数以上にする必要があります (The maximum number of concurrent jobs specified for a storage unit, must be greater than or equal to the number of streams specified in the policy.)。
- エラー 5579: このバケットについては、オブジェクトの変更追跡を検討するのではなく、オブジェクトのリストにフォールバックして変更を検出するようポリシーで指定されています (Falling back to object listing for change detection, not considering object change tracking for this bucket, specified in the policy.)。
- エラー 5580: 動的マルチストリームでは、指定されたストレージユニットグループのフェールオーバー戦略とクラウドオブジェクトストアポリシーに互換性がありません (The specified failover strategy for the storage unit group is incompatible with the Cloud object store policy, with dynamic multi-streaming.)。
- エラー 5545: NetBackup はログオブジェクトからレコードを解析できないため、バックアップに失敗しました (Backup failed as NetBackup cannot parse records from the log object)
- エラー 5541: バックアップを取得できません。指定されたステージング場所に十分な領域がありません
- エラー 5537: バックアップに失敗しました: ダウンロードステージングパスに不正な読み取り/書き込み権限が指定されています。
- エラー 5538: バックアップを実行できません。ダウンロードステージングパスに誤った所有権が指定されています。
- バージョン 10.5 および 11 にアップグレードした後、初回の完全バックアップ時のアクセラレーションが低下する
- バックアップ後、shm フォルダと共有メモリ内の一部のファイルがクリーンアップされない
- NetBackup バージョン 10.5 にアップグレードした後、古いポリシーついて、ポリシーのコピー、有効化、および無効化が失敗することがある
- バックアップがデフォルトのストリーム数で失敗し「NetBackup COSP プロセスの開始に失敗しました (Failed to start NetBackup COSP process)」というエラーが返される
- スケールアウトサーバーまたは Snapshot Manager をバックアップホストとして選択した後、バックアップが失敗する
- コンテンツが GZIP としてエンコードされているオブジェクトの GCP ストレージでバックアップが失敗するか、部分的に成功する。
- 元のバケットリカバリオプションのリカバリが開始されたが、ジョブがエラー 3601 で失敗する
- リカバリジョブが開始しない
- リストアが失敗しました: 「エラー bpbrm (PID=3899) クライアントのリストア 終了状態 40: ネットワーク接続が切断されました (Error bpbrm (PID=3899) client restore EXIT STATUS 40: network connection broken)」
- 元の場所にある既存のオブジェクトを上書きした後にアクセス層プロパティがリストアされない
- 複数のタグがある OR クエリーに対する Azure でのアクセラレータ最適化の低下
- バックアップが失敗し、ドット (.) を含む Amazon S3 バケット名で証明書エラーが表示される
- タグキーの名前または値のタグクエリーにスペースが含まれていると Azure バックアップジョブが失敗する。
- クラウドオブジェクトストアアカウントでエラーが発生した
- ポリシーの選択中にバケットの一覧が空になる
- 既存の領域を選択すると Cloudian で 2 番目のアカウントの作成が失敗する
- 2825 未完了のリストア操作によりリストアに失敗した
- [クラウドオブジェクト (Cloud objects)]タブでバケットを追加すると、クラウドプロバイダのバケットの一覧表示に失敗する
- クラウドストアアカウントがターゲットドメインに追加されていない場合、ターゲットドメインで AIR インポートイメージのリストアが失敗する
- バックアップホストまたはストレージサーバーのバージョン 10.3 で旧バージョンのメディアサーバーを使用すると Azure Data Lake に対するバックアップが失敗する
- Azure Data Lake でバックアップが部分的に失敗する: エラー nbpem (pid=16018) クライアントのバックアップ (Error nbpem (pid=16018) backup of client)
- Azure データレイクのリカバリが失敗する: 「パスが深すぎるため、この操作は許可されません (This operation is not permitted as the path is too deep)」
- 空のディレクトリが Azure Data Lake でバックアップされない
- リカバリエラー: 「代替ディレクトリの場所が無効です。(Invalid alternate directory location.) 文字列は、1,025 文字より短い有効な文字で指定する必要があります。(You must specify a string with length less than 1025 valid characters.)」
- リカバリエラー: 「無効なパラメータが指定されました (Invalid parameter specified)」
- リストアが失敗する:「COSP 操作を実行できません。次のオブジェクトをスキップしています: [/testdata/FxtZMidEdTK] (Cannot perform the COSP operation, skipping the object: [/testdata/FxtZMidEdTK])」
- 誤ったクレデンシャルでクラウドストアアカウントの作成が失敗する
- 不適切な権限による検出エラー
- オブジェクトロックによるリストアエラー
ポリシーのスケジュール属性の作成
このトピックでは、クラウドオブジェクトストアポリシーの特定のスケジュールプロパティを設定する方法について説明します。スケジュールプロパティは、ユーザー固有のバックアップ戦略やシステム構成によって異なります。他のスケジュールプロパティについて詳しくは、『NetBackup 管理者ガイド Vol. 1』を参照してください。
スケジュールを作成するには:
- 左側で、[保護 (Protection)]の下の[ポリシー (Policies)]をクリックします。[スケジュール (Schedules)]タブをクリックします。[バックアップスケジュール (Backup schedules)]で、[追加 (Add)]をクリックします。[属性 (Attributes)]タブをクリックします。
- [属性 (Attributes)]タブの[名前 (Name)]フィールドに、スケジュールの名前を入力します。
- [バックアップ形式 (Type of backup)]を選択します。
完全バックアップ (Full Backup): すべてのデータオブジェクトとログが含まれるオブジェクトの完全なバックアップ。
差分増分バックアップ (Differential Incremental Backup): 前回のバックアップ以降に変更されたブロックのバックアップ。差分増分バックアップを設定する場合は、完全バックアップも設定する必要があります。
累積増分バックアップ: 前回の完全バックアップ以降に変更されたオブジェクトをすべてバックアップします。バックアップが一度も行われていない場合、すべてのオブジェクトのバックアップが行われます。
- このポリシーの NetBackup アクセラレータを有効にするには、[アクセラレータ強制再スキャン (Accelerator forced rescan)]オプションを選択します。このオプションを使用すると、バックアップ時に各オブジェクトの内容のチェックサムが作成されます。このチェックサムを使用して変更箇所を検出できます。次回のアクセラレータバックアップの新たな基準を確立することで、セーフティネットの役割を果たします。
- [ポリシーストレージの選択を上書きする (Override policy storage selection)]属性は次のように機能します。
無効 (Disabled): ポリシーの[属性 (Attributes)]タブで指定された[ポリシーストレージ (Policy storage)]を使用するようにスケジュールに指示します。
有効 (Enabled): ポリシーの[属性 (Attributes)]タブで指定された[ポリシーストレージ (Policy storage)]を上書きするようにスケジュールに指示します。
以前に構成されたストレージユニットとストレージライフサイクルポリシーのリストからのストレージを選択します。リストが空なら、ストレージは構成されていません。
- [ポリシーボリュームプールを上書きする (Override policy volume pool)]属性は次のように機能します。
無効 (Disabled): ポリシーの[属性 (Attribute)]タブで[ポリシーボリュームプール (Policy volume pool)]として指定されたボリュームプールを使用するようにスケジュールに指示します。ポリシーのボリュームプールが指定されていない場合、デフォルトで NetBackup が使用されます。
有効 (Enabled): ポリシーの[属性 (Attribute)]タブで[ポリシーボリュームプール (Policy volume pool)]として指定されたボリュームプールを上書きするようにスケジュールに指示します。構成済みのボリュームプールのリストからボリュームプールを選択します。
- [メディア所有者を上書きする (Override media owner)]の選択属性は次のように機能します。
無効 (Disabled): ポリシーの[属性 (Attribute)]タブで[メディア所有者 (Media owner)]として指定されたメディア所有者を使用するようにスケジュールに指示します。
有効 (Enabled): ポリシーの[属性 (Attribute)]タブで[メディア所有者 (Media owner)]として指定されたメディア所有者を上書きするようにスケジュールに指示します。
リストから新しいメディア所有者を選択します。
任意 (Any)。
NetBackup によって、メディアサーバーまたはサーバーグループのいずれかからメディア所有者が選択されます。
なし (None)。
メディアに書き込みを行うメディアサーバーをそのメディアの所有者として指定します。メディアサーバーを明示的に指定しなくても、メディアサーバーがメディアを所有するように設定されます。
- [スケジュール形式 (Schedule type)]で、[カレンダー (Calendar)]または[間隔 (Frequency)]を選択します。
カレンダー (Calendar): カレンダーベースのスケジュールにより、カレンダービューに基づいてジョブスケジュールを作成できます。[カレンダー (Calendar)]を選択して[含める日 (Include dates)]タブを表示します。
[実行日後の再試行を許可する (Retries allowed after run day)]を有効にすると、バックアップが正常に完了するまで、NetBackup によってスケジュールが試行されます。この属性を有効にした場合、指定した実行日以降もスケジュールの実行が試行されます。
間隔 (Frequency): [間隔 (Frequency)]属性を使用すると、スケジュールされた作業が正常に完了してから次の作業が試行されるまでの間隔を指定できます。
たとえば、1 週間に 1 回の間隔で完全バックアップを行うスケジュールを設定すると想定します。月曜日にすべてのクライアントの完全バックアップを正常に完了した場合、次の月曜日までこのスケジュールによる別のバックアップが試行されません。
間隔を設定するには、リストから間隔の値を選択します。間隔は秒、分、時間、日、または週単位で指定できます。
- バックアップの[保持 (Retention)]期間を指定します。この属性は NetBackup がバックアップを保持する期間を指定します。保持期間を設定するには、リストから期間 (またはレベル) を選択します。保持期間が満了すると、期限が切れたバックアップの情報が削除されます。バックアップの期限が切れると、そのバックアップ内のオブジェクトをリストアに利用できなくなります。たとえば、保持期間が 2 週間の場合、そのスケジュールによって行われたバックアップのデータをリストアできるのは、バックアップ後 2 週間だけです。
- [メディアの多重化 (Media multiplexing)]属性は、NetBackup で任意のドライブ上に多重化できる、スケジュールのジョブの最大数を指定します。多重化とは、1 台または複数のクライアントから 1 つのドライブに並列して複数のバックアップジョブを送信し、バックアップをメディア上に多重化することです。
1 から 32 の数値を指定します。1 を指定すると、多重化されません。スケジュールが次回実行されるときに変更が有効になります。
- [追加 (Add)]をクリックして属性を追加するか、[追加してさらに追加 (Add and add another)]をクリックして別のスケジュールに別の属性セットを追加します。