Veritas InfoScale™ 8.0 インストールガイド - Linux
- 第 I 部 計画および準備
- Veritas InfoScale の概要
- Veritas InfoScale のライセンス
- システム必要条件
- インストール準備
- プライベートネットワークの設定
- 共有ストレージの設定
- SF Oracle RAC と SF Sybase CE のシステムのインストール手順の計画
- 第 II 部 Veritas InfoScale のインストール
- 第 III 部 Veritas InfoScale のアンインストール
- 第 IV 部 インストールの参考情報
Red Hat Satellite サーバーを使用した Veritas InfoScale のインストール
Red Hat Satellite サーバーを使用して、Veritas InfoScale をインストールできます。Red Hat Satellite は Red Hat Enterprise Linux オペレーティングシステムでサポートされています。RPMs およびローリングパッチを Red Hat Satellite サーバーが管理するシステムにインストールできます。
Red Hat Satellite サーバーはシステム管理ソリューションです。これにより次のことが可能になります。
システムのハードウェアおよびソフトウェアの情報をまとめます。
システムにソフトウェアをインストールし、更新します。
カスタムソフトウェアの RPMs を収集し、管理可能なグループに配布します。
(Kickstart)システムをプロビジョニングします。
設定ファイルを管理し、システムに配備します。
システムを監視します。
仮想ゲストをプロビジョニングします。
仮想ゲストを開始、停止および設定します。
Red Hat Satellite サーバーで、チャネルを作成してシステムを管理できます。Red Hat Satellite チャネルはソフトウェア RPMs のコレクションです。チャネルを使用して、いくつかのルールを定義することによって RPMs を分離できます。たとえば、チャネルに特定の Red Hat ディストリビューションからだけの RPMs が含まれる場合があります。自身の必要条件に従ってチャネルを定義できます。組織のネットワーク内でのカスタム使用のために Veritas InfoScale RPMs を含むチャネルを作成できます。
チャネルには次の 2 種類があります。
基礎チャネル
基礎チャネルは、特定のアーキテクチャおよび Red Hat Enterprise Linux リリースに基づく RPMs で構成されています。
子チャネル
子チャネルは、Veritas InfoScale のような追加のカスタム RPMs を含む基礎チャネルに関連付けられているチャネルです。
システムは 1 つの基礎チャネルとその基礎チャネルの複数の子チャネルにのみ加入できます。加入済みのシステムは、サテライトチャネルを通して利用できる RPMs のみインストールまたは更新できます。
詳しくは、『Red Hat Satellite 5.6 ユーザーガイド』を参照してください。