NetBackup IT Analytics 認定構成ガイド
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- サポート対象のシステムとアクセス要件
- IBM アレイ: プロファイルの変更
- API 権限を持つ NetApp ユーザーの作成
- API 権限を持つ NetApp Cluster-Mode ユーザーの作成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode CIFS パフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode ディスクのパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode ファイバーチャネルプロトコル論理インターフェースパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode LUN パフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode NFS パフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode プロセッサノードパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode プロセッサパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode RAID パフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode SMB (サーバーメッセージブロック) パフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode システムパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode ターゲットポートパフォーマンス
- NetApp Cluster-Mode ボリュームパフォーマンス
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- 拡張された EMC Symmetrix パフォーマンスのレポートテンプレートの作成
- EMC Symmetrix アレイパフォーマンス
- EMC Symmetrix バックエンドディレクタパフォーマンス
- EMC Symmetrix フロントエンドディレクタパフォーマンス
- EMC Symmetrix フロントエンドポートパフォーマンス
- EMC Symmetrix ストレージグループパフォーマンス
- EMC Symmetrix データベースパフォーマンス
- EMC Symmetrix ディスクグループパフォーマンス
- EMC Symmetrix ディスクパフォーマンス
- EMC Symmetrix デバイスグループパフォーマンス
- EMC Symmetrix ディスク (テクノロジ別) パフォーマンス
- EMC Symmetrix ストレージ層パフォーマンス
- EMC Symmetrix シンティアパフォーマンス
- EMC Symmetrix シンプールパフォーマンス
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- Hitachi Vantara アレイのパフォーマンスメトリック
- ホストリソースの前提条件と構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- Windows ホストデータ収集の WMI プロキシ要件
- ホストリソースサポート対象の構成
- Pure Storage Flash Array のパフォーマンスメトリック
- サポート対象の HBA (ホストバスアダプタ)
- 計算リソースのサポート対象の構成
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
Oracle Database とメモリの要件
組み込みの Oracle Database ライセンスは制限付きライセンスであり、NetBackup IT Analytics ソフトウェアと組み合わせる場合のみ、使用またはアクセスできます。
ベストプラクティスとして、Oracle のメモリサイズは最小 12 GiB であり、前述の表で推奨されているポータルサーバーの合計メモリサイズの 25% 以上である必要があります。
NetBackup IT Analytics ソフトウェアは、ソフトウェア製品に組み込まれた Oracle バイナリで認定されています。組み込みバイナリの使用は、Oracle Database Standard Edition 2 ライセンス要件に準拠する必要があることに注意してください。これにより、最大容量が 2 つの物理 CPU ソケット (実装されているかどうかにかかわらず) を持つサーバー (仮想サーバープラットフォームを含む) でのみ使用が許可されます。クラウドプロバイダを使用している場合、Oracle Database Standard Edition 2 は、最大 8 個の仮想コアの承認済みクラウド環境インスタンスでのみライセンス付与できます。Oracle の非組み込みバージョンの使用 (他の既存の Oracle インスタンスへのインストールなど) は、認定された構成ではないため、ライセンス付与によって許可されません。
NetBackup IT Analytics に対してパーティション分割ありで明示的にライセンス付与されている場合、組み込み Oracle バイナリは、パーティション分割ありの Oracle Database Enterprise Edition になります。組み込みバイナリの使用は、パーティション分割ありの Oracle Database Enterprise Edition に準拠する必要があることに注意してください。Oracle の非組み込みバージョンの使用 (他の既存の Oracle インスタンスへのインストールなど) は、認定された構成ではないため、ライセンス付与によって許可されません。
NetBackup IT Analytics に対して共有サービス用に明示的にライセンス付与されている場合、NetBackup IT Analytics 組み込み Oracle バイナリは NetBackup IT Analytics ソフトウェアと一緒に提供されないか、ライセンス付与されず、共有サービス用に NetBackup IT Analytics ソフトウェアと併用できません。エンドユーザーは、共有サービスソフトウェア用の NetBackup IT Analytics の運用に必要な Oracle データベースバイナリの購入とライセンス付与について単独で責任を負います。
NetBackup IT Analytics Managed Services Edition の場合、NetBackup IT Analytics APTARE 組み込み Oracle バイナリは NetBackup IT Analytics ソフトウェアと一緒に提供されないか、ライセンス付与されず、NetBackup IT Analytics の Managed Services Edition と併用できません。マネージドサービスパートナーは、NetBackup IT Analytics Managed Services Edition ソフトウェアの運用に必要な Oracle データベースバイナリの購入とライセンス付与について単独で責任を負います。