File Analytics 向け APTARE IT Analytics Data Collector インストールガイド
- File Analytics のインストール前の設定
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 付録 A. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
CIFS 共有数 (CIFS Shares)
このデータコレクタは、Linux と Windows の両方の共有を収集できます。推奨される Windows データコレクタサーバーのオペレーティングシステムは、Windows Server です。サポート対象の OS については、『APTARE IT Analytics 認定構成ガイド』を参照してください。
ローカルセキュリティポリシーセキュリティオプションの Windows LAN Manager 認証レベルは、LM と NTLM を送信するように変更する必要があります。ネゴシエートされた場合は、NTLMv2 セッションセキュリティを使用します。これにより、データコレクタは、コマンドラインで指定されたパスワードを使用して net use コマンドを呼び出すことができます。この設定を行わないと、以降の Windows のバージョンは、システムエラー 86 (無効なパスワード) で終了します。
Windows の CIFS 共有の収集には、Windows ドメインのユーザー ID が必要です。このユーザー ID には管理者権限が必要です。
Linux の CIFS 共有の収集には、スーパーユーザーの root 権限が必要です。sudo、sesudo、pbrun などのアクセス制御コマンドもサポートされます。これらのアクセス制御コマンドのいずれかを使用する場合、ユーザー ID に sudo、sesudo、または pbrun 権限があることを確認してください。
Windows および CIFS の所有者データの収集は、詳細パラメータを使って設定できます。所有者データが収集されない場合 (デフォルト)、データ収集はより速く完了します。推奨されていませんが、FA_RESOLVE_OWNERS Y に設定されている詳細パラメータを設定して、所有者の収集を有効にすることも可能です。ポータルの詳細パラメータにアクセスするには、[管理 (Admin)]、[詳細 (Advanced)]、[パラメータ (Parameters)]の順に選択します。