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Veritas InfoScale™ 7.3.1 仮想化ガイド- Linux on ESXi
Last Published:
2018-01-23
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 概要
- 第 II 部 VMware 環境での Veritas InfoScale 製品の配備
- 第 III 部 VMware 環境での Veritas InfoScale 製品コンポーネントの使用例
- Veritas InfoScale Operations Manager を使ったストレージからアプリケーションへの可視性
- ストレージからアプリケーションへの可視性の使用について Veritas InfoScale Operations Manager
- Veritas InfoScale Operations Manager を使った VMWare インフラストラクチャの検出について
- Veritas InfoScale Operations Manager を使って vCenter と ESX サーバーを検出するための必要条件
- Veritas InfoScale Operations Manager による vCenter と ESX サーバーの検出方法
- Veritas InfoScale Operations Manager が VMware インフラコンポーネントで検出する情報
- Veritas InfoScale Operations Manager のデータストアについて
- VMware 環境のマルチパスの検出について
- の仮想マシン状態のニアリアルタイム(NRT)更新について
- Veritas InfoScale Operations Manager での LPAR と VIO の検出について
- Veritas InfoScale Operations Manager でサポートされる LPAR のストレージの関連付けについて
- Cluster Server を使用するアプリケーションの可用性
- 多層型ビジネスサービスのサポート
- Dynamic Multi-Pathing を使ったストレージの可視性、可用性、I/O パフォーマンスの向上
- VMware 環境での DMP の使用例
- Dynamic Multi-Pathing for VMware について
- DMP の動作方法
- ハイパーバイザでの DMP(Dynamic Multi-Pathing)を使ったストレージ表示について
- 例: ハイパーバイザでの Dynamic Multi-Pathing を使ったストレージ可視性の実現
- ハイパーバイザでの Dynamic Multi-Pathing を使ったストレージの可用性について
- 例: ハイパーバイザでの Dynamic Multi-Pathing を使ったストレージ可用性の実現
- ハイパーバイザの Dynamic Multi-Pathing での I/O パフォーマンスについて
- 例: ハイパーバイザの Dynamic Multi-Pathing での I/O パフォーマンスの改善
- ハイパーバイザとゲストでの Dynamic Multi-Pathing を使った簡素化された管理について
- 例: ハイパーバイザとゲストでの Dynamic Multi-Pathing を使った簡素化された管理の実現
- SmartPool による I/O パフォーマンスの向上
- データ保護、ストレージ最適化、データ移行、データベースパフォーマンスの向上
- VMware ゲストの Veritas InfoScale 製品コンポーネントの使用例
- VMware ゲストでの Veritas InfoScale 製品コンポーネントを使ったデータ保護
- VMware ゲストでの Veritas InfoScale 製品コンポーネントを使ったストレージの最適化
- VMware ゲストでの Veritas InfoScale 製品コンポーネントを使ったデータ移行
- VMware ゲストでの Veritas InfoScale 製品コンポーネントを使ったデータベースのパフォーマンス改善
- VMware ゲストでの Veritas InfoScale 製品コンポーネントを使ったストレージ管理の簡素化
- VMware ディスク上の Storage Foundation Cluster File System High Availability を使った高速フェールオーバー用仮想マシンの設定
- Veritas InfoScale Operations Manager を使ったストレージからアプリケーションへの可視性
- 第 IV 部 参照
パスでの I/O を DMP で監視する方法
DMP が、エラー処理、パスリストア、統計情報収集、SCSI 要求コールバックなどのタスクに使うカーネルスレッドのプールを保守します。
1 つのカーネルスレッドは、パスで I/O エラーが発生すると、そのパスに対応する HBA の精査を開始することで応答します。 続いて、別のスレッドが HBA からの応答に従って適切な処理を行います。 適用した処理は、そのパスでの I/O 要求を再試行することも、そのパスを破棄して代替パスで I/O をスケジュール設定し直すこともできます。
リストアカーネルタスクは定期的(デフォルトでは 5 分間隔)に起動して、パスの健全性を調べ、リストアされたパスで I/O を再開します。 パスによっては断続的にエラーが起きることがあるため、パスが一定期間(デフォルトでは 5 分)健全であり続けた場合にのみ、このパスで I/O を再開します。DMP ではパスのチェックに異なるポリシーを設定できます。
統計情報収集タスクは、各 I/O 要求の開始時間と終了時間、各パスでの I/O エラー数と再試行回数を記録します。 この情報を使って、I/O 要求によって SCSI ドライバのフラッドが起きないように、DMP を設定できます。 この機能を I/O 調整と呼びます。