Veritas InfoScale™ Operations Manager 7.3.1 ユーザーズガイド
- 第 I 部 スタートガイド
- Veritas InfoScale Operations Manager の概要
- Management Server コンソールの使用
- Veritas InfoScale Operations Manager の使用例
- 例: Veritas InfoScale Operations Manager を使った Cluster Server のトラブルシューティング
- 例: Storage Foundation によって制御されるボリュームの適切なレベルの保護
- 例: ファイアドリルを通じたディザスタリカバリレディネスとサービスグループの可用性の向上
- 例: Veritas InfoScale Operations Manager を使ったストレージの無駄の識別と削減
- 第 II 部 Veritas InfoScale Operations Manager の管理
- ユーザーアクセスの管理
- 障害監視の設定
- を使ったパースペクティブでのルール作成
- パースペクティブのルールの編集
- パースペクティブのルールの削除
- パースペクティブのルールの有効化
- パースペクティブのルールの無効化
- パースペクティブでの障害抑止
- レポートの使用
- 第 III 部 ホストの管理
- 概要
- File Replicator (VFR) 操作の管理
- ディスクグループおよびディスクの管理
- ディスクグループの作成
- ディスクグループのインポート
- ディスクのディスグループへの追加
- ディスグループでのディスクのサイズ調整
- ディスクグループのディスクの名前の変更
- ディスクグループの分割
- ディスクグループの移動
- ディスクグループの結合
- ディスクの初期化
- ディスクの交換
- ディスクのリカバリ
- ディスクのオンライン化
- ディスク使用状況の設定
- ディスクを退避させる
- トリミングの実行またはスケジュール設定
- ボリュームの管理
- Storage Foundation ボリュームの作成
- ボリュームの削除
- ボリュームの移動
- ボリュームの名前変更
- ボリュームへのミラーの追加
- ボリュームのミラーの削除
- インスタントボリュームスナップショットの作成
- ボリュームの領域最適化スナップショットの作成
- ボリュームのミラーブレークオフスナップショットの作成
- スナップショットの関連付け解除
- スナップショットの再接続
- ボリュームのサイズ調整
- ボリュームのスナップショットからのデータのリストア
- ボリュームのスナップショットの更新
- ボリュームスナップショットの更新スケジュールの設定
- 更新スケジュールへのスナップショットボリュームの追加
- ボリュームスナップショットの更新スケジュールの削除
- ボリュームの使い方の設定
- ボリューム上での FastResync の有効化
- ファイルシステムの管理
- ファイルシステムの作成
- ファイルシステムの断片化の解消
- クラスタ化されていないファイルシステムのホストからのマウント解除
- クラスタ化されていないファイルシステムのホストへのマウント
- クラスタ化されたファイルシステムのマウント解除
- クラスタ化されたファイルシステムのホストへのマウント
- ファイルシステムの再マウント
- ファイルシステムの確認
- ファイルシステムのスナップショットの作成
- ファイルシステムのスナップショットの再マウント
- ファイルシステムのスナップショットのマウント
- ファイルシステムのスナップショットのマウント解除
- ファイルシステムのスナップショットの削除
- ファイルシステムの容量を監視する
- SmartIO の管理
- アプリケーションの IO しきい値の管理
- レプリケーションの管理
- Storage Foundation レプリケーションの設定
- セカンダリへのレプリケーションの一時停止
- セカンダリのレプリケーションの再開
- セカンダリへのレプリケーションの開始
- セカンダリへのレプリケーションの停止
- プライマリの切り替え
- 元のプライマリからのテイクオーバー
- ボリュームの関連付け
- セカンダリの削除
- レプリケーションの監視
- ストレージの利用状況の最適化処理
- 第 IV 部 高可用性およびディザスタリカバリの設定の管理
- 概要
- クラスタの管理
- サービスグループの管理
- サービスグループの作成
- クラスタでのサービスグループのリンク設定
- サービスグループのオンライン化
- サービスグループのオフライン化
- サービスグループの切り替え
- システムの管理
- VSystem の管理
- リソースの管理
- グローバルクラスタ設定の管理
- ファイアドリルの実行
- リカバリ計画の使用
- ApplicationHA の管理
- アプリケーション設定の管理
- マルチサイト管理
- 付録 A. 高可用性操作のリスト
- 第 V 部 データセンターの Storage Foundation HA ライセンスの監視
- パフォーマンスの監視
- Veritas InfoScale Operations Managerパフォーマンスグラフについて
- ビジネスアプリケーションの管理
- makeBE スクリプトについて
- 拡張属性の管理
- ポリシーチェックの管理
- Dynamic Multipathing パスの管理
- CVM クラスタの管理
- Flexible Storage Sharing の管理
- 仮想化環境の監視
- Veritas InfoScale Operations Manager を使った VMWare インフラストラクチャの検出について
- Solaris ゾーンの検出について
- Veritas InfoScale Operations Manager での論理ドメインの検出について
- Veritas InfoScale Operations Manager での LPAR と VIO の検出について
- Microsoft Hyper-V 仮想化の検出について
- Web サービスの API の使用
- Veritas InfoScale Operations Manager コマンドラインインターフェース
- 付録 C. アプリケーション設定の必要条件
XPRTLC と cURL を使った操作の実行例
XPRTLC と cURL を使った操作の実行例を以下に示します。
ホストのメタデータを取得するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/server/host
curl -g -k -X POST -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/server/host
クラスタオブジェクトに department という名前の拡張属性を定義するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /add?name=department
curl -g -k -X POST -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /add?name=department
Management Server コンソールで、クラスタオブジェクトに department 拡張属性を追加し、表示します。
クラスタオブジェクトで、department という名前の拡張属性を Dept_new に変更するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /modify?name=department&new_name=Dept_new
curl -g -k -X POST -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /modify?name=department&new_name=Dept_new
クラスタオブジェクトで、Dept_newという名前の拡張属性を削除するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /delete?name=dept_new
curl -g -k -X POST -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/meta/hadr/cluster /delete?name=dept_new
拡張属性を削除すると、その属性は Management Server コンソールに表示されません。
拡張属性があるホストの拡張属性値を更新するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/update/server/host /myhost_id?location=1st floor
curl -g -k -X POST -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/update/server/host /myhost_id?location=1st floor
表示の種類が専用であるオブジェクトディスクグループをフィルタ処理するには
xprtlc -b "session id" -l https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/query/server/host /myhost_id/diskgroup?display_type=private
curl -g -k -b "session id" https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/query/server/host /myhost_id/diskgroup?display_type=private
リカバリ計画を実行するには
xprtlc -m POST -b "session id" -l 'https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/op/hadr/recoveryplan/ myrplan_id/execute' -d 'payload={"Tasks": [{"task_order":"1", "IS_SKIP":false}, {"task_order":"1", "TIMEOUT":"5"}, {"task_order":"2", "IS_SKIP":false, "TIMEOUT":2}], "OfflineSharedSg":true}' -d 'reason=recovery plan execution for ticket no. 123'
curl -g -k -X POST -b "session id" -l 'https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/op/hadr/recoveryplan/ myrplan_id/execute' -d 'payload={"Tasks": [{"task_order":"1", "IS_SKIP":false}, {"task_order":"1","TIMEOUT":5}, {"task_order":"2", "IS_SKIP":false, "TIMEOUT":2}], "OfflineSharedSg":true}' -d 'reason=recovery plan execution for ticket no. 123'
ストレージテンプレートを使ってストレージをプロビジョニングするには
xprtlc -b "session id" -m POST -d 'payload={"HostId":"my_host_id", "DiskGroupId":"myDG_id", "VolSize":"vol_size"}' -l 'https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/op/server/ template/storage/storage_template_ID/provision'
curl -g -k -X POST -b "session id" -l 'https://veritasdomain.example.com:14161/vom/api/op/server/ template/storage/storage_template_ID/provision' -d 'payload={"HostId": {"my_host_id", "DiskGroupId":"myDG_id", "VolSize":"vol_size"}'
ここで、veritasdomain.example.com は管理サーバー名、server はサーバーパースペクティブ、hadr は可用性パースペクティブ、myhost_id はホストのエンコードされた ID、myDG_id はディスクグループのエンコードされた ID、myrplan_id はリカバリ計画 ID です。
[すべての操作の理由を求める(Ask reason for all operations)]が[管理サーバー(Management Server)]パースペクティブの[高度認証(Advanced authorization)]の下で有効になっている場合、操作実行の理由を入力することが必要になります。
メモ:
オブジェクトに対する query URL の出力には、[encoded_id]の値が表示されます。このエンコードされた ID 値を使って、該当するオブジェクトの拡張属性を更新する必要があります。
同様に、操作 URL に GET リクエストを実行すると、操作実行のサンプル URL が表示されます。
Veritas InfoScale Operations Manager Web サービス API を使った操作の実行について