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Cluster Server 7.3.1 設定およびアップグレードガイド - Linux
Last Published:
2018-01-15
Product(s):
InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)
- 第 I 部 スクリプトベースのインストーラを使った Cluster Server の設定
- I/O フェンシングの必要条件
- データ整合性のための VCS クラスタ設定の準備
- VCS の設定
- データ整合性のための VCS クラスタの設定
- 第 II 部 応答ファイルを使った自動設定
- VCS の自動設定の実行
- 応答ファイルを使用した自動 I/O フェンシング設定の実行
- 第 III 部 手動設定
- VCS の手動設定
- データ整合性のためのクラスタの手動設定
- 第 IV 部 VCS のアップグレード
- VCS のアップグレード計画
- インストーラを使用した VCS アップグレードの実行
- オンラインアップグレードの実行
- VCS の段階的アップグレードの実行
- 応答ファイルを使用した VCS 自動アップグレードの実行
- VCS のアップグレード計画
- 第 V 部 クラスタノードの追加と削除
- 第 VI 部 インストールの参考情報
- 付録 A. サービスとポート
- 付録 B. 設定ファイル
- 付録 C. UDP 上での LLT の設定
- 付録 D. TCP 上での LLT の設定
- 付録 E. RDMA 上での LLT の使用
- RDMA 上の LLT の設定
- RDMA 上の LLT のトラブルシューティング
- 付録 F. セキュアシェルまたはリモートシェルの通信用の設定
- 付録 G. インストールスクリプトオプション
- 付録 H. VCS の設定のトラブルシューティング
- 付録 I. CP サーバーベースの I/O フェンシングのVCS クラスタ設定図サンプル
- 付録 J. Steward プロセスのアップグレード
Linux の rsh の有効化
次の項では、リモートシェルを有効にする方法について説明します。
Veritas InfoScale 製品のインストールのためにセキュアシェル環境を設定することを推奨します。
パスワードなし ssh の手動設定を参照してください。
リモートシェルの設定について詳しくは、オペレーティングシステムのマニュアルを参照してください。
rhel6/sles の rsh を有効にするには
- rsh および rsh-server RPM がインストールされていることを確認するには、次のコマンドを入力します。
# rpm -qa | grep -i rsh
/etc/securetty ファイルにまだ「rsh」行がない場合は、次のコマンドを入力して追加します。
# echo "rsh" >> /etc/securetty
- /etc/xinetd.d/rsh ファイル内の disable = no 行を修正します。
- /etc/pam.d/rsh ファイル内で、auth タイプを required から sufficient に変更します。
auth sufficient
- 「promiscuous」フラグを /etc/pam.d/rsh and /etc/pam.d/rlogin の項目「pam_rhosts_auth.so」の後に追加します。
- rsh サーバーを有効にするには、次のコマンドを入力します。
# chkconfig rsh on
- .rhosts ファイルを修正します。 .rhosts ファイルの各行には、各リモートシステムの完全修飾ドメイン名または IP アドレスが記述されています。 このファイルには、ローカルシステムへのアクセス権を持っているユーザーの名前も記述されています。 たとえば、ルートユーザーが sys1 に sys2 からリモートアクセスする必要がある場合は、sys2 のエントリを追加します。次のコマンドを入力して、sys1 の .rhosts ファイルに companyname.com を行います。
# echo "sys2.companyname.com" >> $HOME/.rhosts
- Veritas InfoScale 製品をインストールします。
rhel6/sles の rsh を無効にするには
- /etc/securetty ファイル内の rsh エントリを削除します。
- 次のコマンドを入力することで rsh サーバーを無効にします。
# chkconfig rsh off
- インストール手順を完了したら、セキュリティを確保するため、各ユーザーの $HOME ディレクトリから .rhosts ファイルを削除します。
# rm -f $HOME/.rhosts
rhel7 の rsh を有効にするには
- 次のコマンドを実行すると、rsh パスワードなし接続が有効になります。
# systemctl start rsh.socket # systemctl start rlogin.socket # systemctl enable rsh.socket # systemctl enable rlogin.socket # echo rsh >> /etc/securetty # echo rlogin >> /etc/securetty #echo "+ +" >> /root/.rhosts
rhel7 の rsh を無効にするには
- 次のコマンドを実行すると、rsh パスワードなし接続が無効になります。
# systemctl stop rsh.socket # systemctl stop rlogin.socket # systemctl disable rsh.socket # systemctl disable rlogin.socket