NetBackup™ リリースノート
- NetBackup 10.5 について
- 新機能、拡張機能および変更
- NetBackup の新しい拡張と変更について
- NetBackup 10.5 の新機能、変更点、拡張機能
- Veritas 用語の変更点
- NetBackup 10.5 の RESTful API
- nbdb2adutl コマンドの更新
- NetBackup Web UI でのダッシュボードの変更
- NetBackup Web UI での NetBackup for VMware の新機能
- NetBackup for DB2 の新機能
- NetBackup for Microsoft SQL Server の新機能および変更点
- クラウド資産のポリシーの管理
- Cloud Scale と Cloud Scale の分離
- NetBackup でのファイルハッシュを使用したファイルの検索
- Kubernetes ポリシーを使用した Kubernetes 作業負荷のメディアオプションとしてのテープのサポート
- NetBackup 10.5 のサポートの追加および変更点
- オペレーティングシステムの最小バージョン
- 将来のリリースで廃止される予定のいくつかのシャットダウンコマンド
- 暗号化キー管理と API キー操作に対するマルチパーソン認証のサポート
- AWS でのクラウド VM リカバリの BMR サポート
- TLS 1.3 プロトコルのサポート
- Microsoft Azure およびアマゾンウェブサービス (AWS) での Nutanix Cloud Clusters (NC2) のサポート
- マルウェアに感染したファイルとマルウェアのハッシュ値の表示のサポート
- NetBackup Snapshot Manager Microsoft Azure プラグインのディスク形式プレミアム SSD v2 のサポート
- プロキシサービスの SSL/TLS のサポート
- Azure での二重暗号化方式のサポート
- アマゾンウェブサービスの地域エンドポイントのサポート
- NetBackup for OpenStack - PSF の EOL (ライフサイクル終了)
- MSDP ボリュームグループのサポート
- マルウェアスキャンのための Cloud-Object-Store 作業負荷の種類のサポート
- クロスクラウドプロバイダリストアのサポート
- クライアントのプッシュステージング領域が入力されなくなった
- プライマリサーバーとメディアサーバーにインストールされるバイナリについて
- NetBackup 10.5 のインストール後またはこのバージョンへのアップグレード後すぐにプライマリサーバー上のクラウド構成ファイルを更新する
- OCI (Oracle Cloud Infrastructure) の NetBackup 保護
- 秘密鍵の暗号化のサポート
- セキュリティ構成リスクについて
- NetBackup ガイドのタイトルの変更点
- 操作上の注意事項
- NetBackup 10.5 の操作上の注意事項について
- NetBackup のインストールとアップグレードの操作上の注意事項
- NetBackup の管理と一般的な操作上の注意事項
- NetBackup 管理インターフェースの操作上の注意事項
- NetBackup クラウドオブジェクトストアの作業負荷の操作上の注意事項
- NetBackup Snapshot Manager (以前の NetBackup CloudPoint)
- NetBackup データベースとアプリケーションエージェントの操作上の注意事項
- NetBackup NAS の操作上の注意事項
- NetBackup for OpenStack の操作上の注意事項
- NetBackup の国際化と日本語化の操作に関する注意事項
- 付録 A. NetBackup ユーザーの SORT について
- 付録 B. NetBackup のインストール要件
- 付録 C. NetBackup の互換性の要件
- 付録 D. 他のNetBackup マニュアルおよび関連マニュアル
NetBackup のバージョン間の互換性について
プライマリサーバー、メディアサーバー、およびクライアントの間で、バージョンが異なる NetBackup を実行できます。この旧バージョンのサポートによって、NetBackup サーバーを 1 つずつアップグレードして、全体的なシステムパフォーマンスに与える影響を最小限に抑えることができます。
Veritasではサーバーとクライアントの特定の組み合わせのみがサポートされています。バージョンが混在する環境では、特定のコンピュータが最新のバージョンである必要があります。具体的には、バージョンの順序を NetBackup Snapshot Manager コンピュータ、プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントのようにします。たとえば、10.2 NetBackup Snapshot Manager > 10.0 プライマリサーバー > 9.0 メディアサーバー > 8.3.0.1 クライアントというシナリオがサポートされます。
NetBackup バージョンはすべて 4 桁の長さです。NetBackup 10.0 リリースは 10.0.0.0 リリースです。同様に、NetBackup 9.1 リリースは NetBackup 9.1.0.0 リリースです。サポート目的では、4 番目の数字は無視されます。9.1 プライマリサーバーは 9.1.0.1 メディアサーバーをサポートします。サポートされない例は、9.1 プライマリサーバーと 10.0 メディアサーバーの組み合わせです。
NetBackup カタログはプライマリサーバー上に存在します。したがって、プライマリサーバーはカタログバックアップのクライアントであると見なされます。NetBackup 構成にメディアサーバーが含まれている場合は、プライマリサーバーと同じ NetBackup バージョンを使ってカタログバックアップを実行する必要があります。
NetBackup バージョン間の互換性について詳しくは、Veritas SORT Web サイトを参照してください。
Veritas は EOSL 情報をオンラインで確認することをお勧めします。