バックアップまたはリストアの実行中に 「メディアから読み取ったデータに矛盾があります」(e00084ca HEX または a00084ca HEX) エラーが発生する。

記事: 100036361
最終公開日: 2025-05-13
評価: 0 0
製品: Backup Exec

問題

バックアップ、あるいはリストア、確認、複製、カタログの実行中に 「メディアから読み取ったデータに矛盾があります」(e00084ca HEX または a00084ca HEX) エラーが発生する。

エラーメッセージ

最終エラーコード: e00084ca HEX (0xe00084ca HEX) または a00084ca HEX (0xa00084ca HEX)
最終エラーの説明:   メディアから読み取ったデータに矛盾があります。
最終エラーカテゴリ: バックアップメディアエラー

ジョブログ内のエラーテキスト: %s のストレージメディアのデータに不整合箇所が見つかりました。

原因

このエラーが発生するのは、Backup Exec がバックアップ前にテープまたはディスクへのバックアップ (B2D) フォルダを読み取っているとき、バックアップ後の検証を行っているとき、またはカタログジョブやリストアを実行しているときに、予期しない「データの終 端」のマーカーが検出された場合です。テープドライブやサーバーの電力損失、システムやエンジンサービスのクラッシュ、テープドライブの故障など、このエ ラーはさまざまな原因によって発生します。

解決方法

A. このエラーが繰り返し発生する場合は、次のいずれかまたはすべての操作を実行してテープハードウェアの問題を解決します。
1. テープドライブをクリーニングします。
2. 別のテープを使用するか、同じテープを別のドライブで使用します。
3. テープのクイック消去または完全消去を実行します。
4. イベントビューアでこの他のエラーを確認し、ハードウェア (テープドライブまたはコントローラ) に関連するイベント ID を解決します。詳しくは、この記事の「関連文書」を参照してください。
5. ハードウェアデバイスのファームウェアとドライバが最新であることを確認します。
6. ネイティブの Windows バックアップアプリケーションの使用中に同じエラーが繰り返されるなど、この他の問題のトラブルシューティングについては、ハードウェアの製造元 (OEM) にお問い合わせください。
 
B. 個別のテープで発生している問題を特定するには、次の操作を行います。
1. Backup Exec で[メディア]タブを選択します。
2. エラーが発生しているメディアを右クリックします。
3. [プロパティ]を選択し、統計情報を確認します。
「ハード」の読み取り/書き込みで複数のエラーが発生する場合は、テープに問題があります。新しいテープを使用することをお勧めします。
 
C. このエラーがディスクへのバックアップ (B2D) フォルダで発生する場合は、次の操作を行います。
1. 新しいディスクへのバックアップフォルダを使用してバックアップを行います。
2. ハードディスクドライブの容量を確認します。
3. Windows イベントビューアでハードディスクドライブに関するエラーを探します。
4. ハードディスクドライブの断片化を解除します。
5. ハードディスクドライブでスキャンディスクを実行します。
 
D. イベントID:57612 や Event ID:57608 がアプリケーションログに記録されている場合は、次の操作を行います。

このイベントは、Backup Exec Job Engine または Backup Exec Remote Agent for Windows Servers が読み取り操作(リストア、確認、複製、カタログ)中に、メディア内のデータフォーマットの不整合に遭遇した場合に、アプリケーションログに記録されます。この結果予期しないデータの終了となる場合があります。これは、バックアップ中に Backup Exec サーバー(メディアサーバー)またはテープドライブの電源が落ちた場合に発生する場合があります。この場合、エラーの発生個所を超えてデータを読み取ることができないので、読み取り操作がエラーになるのは予め予想される結果です。また、この問題は、高速位置付けで発生する場合があり、"Use Fast File Restore" レジストリを 0 に設定することで回避できる場合があります。

このレジストリを変更するには次の操作を行います。

  1. Backup Exec のサービスを停止します。
  2. regedit.exe を起動します。

    警告: Windows のレジストリエディタを不適切に使用すると、オペレーティングシステムが正常に機能しなくなる可能性があります。Windows レジストリを変更する際は十分に注意してください。レジストリエディタのアプリケーションを使用した経験がある場合にのみ、レジストリの修正を行ってくだ さい。また、レジストリに変更を加える前にレジストリとコンピュータのすべてのデータをバックアップすることをお勧めします。

     
  3. 次のレジストリキーを表示します

    HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Veritas/Backup Exec for Windows/Backup Exec/Engine/Tape Format
     
  4. 画面右側で Use Fast File Restore をダブルクリックします
  5. 値のデータとして 0 を入力し OK をクリックします
  6. regedit.exe を終了します
  7. Backup Exec のサービスを開始します。
注意: このレジストリ設定により、リストアなどのジョブで、読み取り操作を完了させるための時間が長くなります。
注意: "Use Fast File Restore"  を 0 のままにしないでください。リストア操作が完了次第、値を 1 に戻してください。このレジストリ値が 0 のままでバックアップを実行しないでください。
 

 

 

 

Was this content helpful?