ディスク署名の変更を実行した後、OS が起動に失敗し、Windows ブートマネージャエラー 0xc000000e が発生する。

記事: 100036122
最終公開日: 2025-05-07
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製品: System Recovery

問題

サー ドパーティーユーティリティまたは Microsoft 社の DISKPART ユーティリティーを使用してディスク署名/ID の変更を実行した後、OS が起動に失敗し、以下に示すエラーが発生する。Windows OS CD を使用してシステムを起動し、bootrec.exe を実行してボリュームをスキャンし、新しい ID を取得して起動の問題を修正するとき、WinPE を使用した再起動時のシステムの自動配置で問題が発生する。

エラーメッセージ

Windows Boot Manager error 0xc000000e

Info: The boot selection failed because a required device is inaccessible.

原因

ディスク署名は Windows がドライブ文字の割り当てを記憶するために使用する一意の識別子です。ディスクのクローンの作成またはパーティションの削除などを行う状況でこの識別子が 変更されたり破損したりした場合、新しい署名を作成して、Windows がドライブマッピングを再び特定して生成できるようにする必要があります。ただし、Windows ブートマネージャにこの新しい情報が送られないと、上記のエラーが生成されます。

解決方法

ディスク署名/ID はまだ変更されていないが、ディスク署名/ID を変更するためキューで待機しているシステムでは、次の手順によってディスク署名を変更し、Windows ブートマネージャを更新します。

1. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。
2. 次のコマンドセットを実行します。DISKPART -> SELECT DISK 0 -> UNIQUEID DISK ID=<ランダムなディスク署名> (1a2b3c4d など)
3. DISKPART を終了します。コマンドプロンプトは開いたままにします。

4. 次のコマンドを 1 つずつ入力し、コマンドの最後で ENTER キーを押します。
   a. bcdboot c:\windows /s c:
   b. bcdedit /set {DEFAULT} device partition=c:
   c. bcdedit /set {DEFAULT} osdevice partition=c:
   d. bcdedit /set {BOOTMGR} device partition=c:

5. コマンドプロンプトを閉じます。
6. 再起動します。

 

Applies To

複数の OS で同じディスク署名/ID を使用している

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