問題
Veritas System Recover Manager をインストールすると、SQL Server Express Edition x64 が自動的にインストールされます。
何らかの理由で Veritas System Recovery Manager の SQL Server インスタンスを手動でインストールする場合は、以下の [解決策] の手順をご参照ください。
エラーメッセージ
該当なし
原因
該当なし
解決策
1. Veritas System Recovery のインストーラファイルを Veritas ダウンロードセンターよりダウンロードします。
2. ダウンロードされた Veritas System Recovery のインストーラファイル (.zip ファイル) を右クリック後、[プロパティ] を選択し、[ブロックの解除] ボタンをクリックして、ブロックの解除処理を行ってから解凍してください。
一部の環境では、セキュリティの説明として、[このファイルは他のコンピュータから取得したものです。このコンピューターを保護するため、このファイルへのアクセスはブロックされる可能性があります。] となっており、[許可する] のチェックボックスがありますが、この場合には、「許可する」のチェックボックスにチェックを入れてから、[適用] → [OK] をクリックしてから解凍してください。
3. 「Browser.exe] を実行し、Veritas System Recovery をインストールしてから、システムを再起動します。
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注意 1: Veritas System Recovery Manager は Veritas System Recovery を同コンピュータにインストールしなくてもご利用可能ですが、一部の機能が制限されます。
[状態] は表示可能で、Veritas System Recovery をインストールしなくても Agent へのバックアップポリシーを展開できますが、[コンソールの表示] は使用できません。
[コンソールの表示] を使用するには、Veritas System Recovery Manager と共に Veritas System Recovery をインストールする必要があります。
Veritas System Recovery Manager を使用するためにインストールした Veritas System Recovery にはライセンスを導入する必要がありません。
ライセンスは各 Agent (Veritas System Recovery) をインストールしたコンピュータに導入してください。
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4. Veritas System Recovery のインストーラファイル内にある \SSR\SSRManager\Sqlexpress\ を展開して SQLEXPR.exe を実行します。
5. [New SQL Server stand-alone installation or add features to an existing installation] をクリックします。(図1)
図1:
6. [I accept the license terms and Privacy Statement] にチェックを入れてから、[Next] をクリックします。(図2)
図2:
7. [Next] をクリックします。(図3)
図3:
8. [SQL Server Replication] のチェックを外してから、[Next] をクリックします。(図4)
図4:
9. [Named instance] を [VSREXPRESS] と入力してから、[Instance ID] の入力箇所をクリックし、[Instance ID] も [VSREXPRESS] になっていることを確認後、[Next] をクリックします。(図5)
図5:
10. [SQL Server Database Engine] と [SQL Server Browser] の Startup Type が Automatic になっていることを確認してから、[Next] をクリックします。(図6)
図6:
11. [Specify SQL Server administrators] に Veritas System Recovery Manager の管理者アカウントが追加されていることを確認し、[Next] をクリックします。(図7)
図7:
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注意 2:Veritas System Recovery Manager をインストール完了後に新しい管理者アカウントを追加する場合は、以下の手順 a ~ f を実行してください。
a. Veritas System Recovery Manager の既存の管理者アカウントとしてコンピュータをログオンします。
b. Windows の [スタート] ボタンを右クリックします。
c. [Windows PowerShell (管理者)] を実行します。
d. 以下のコマンドを実行します。
sqlcmd -E -S .\vsrexpress
e. 引き続き、以下のコマンドを実行します。 コマンドが成功するとエラーメッセージが返されません。
sp_addsrvrolemember '<Domain>\<new Admin account>','sysadmin'
go
f. exit を実行してから、PowerShell コマンドを終了します。
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12. [OK] をクリックしてから、[Close] をクリックします。(図8)
図8:
13.Veritas System Recovery のインストーラファイル内にある \SSR\SSRManager\ を展開し、Setup.exe を実行します。
14. [Veritas System Recovery 23 Manager セットアップウィザードへようこそ] の画面では [次へ] をクリックします。(図9)
図9:
15. [使用許諾契約書に同意します] にチェックを入れ、[次へ] をクリックします。(図10)
図10:
16. インストールパスを確認してから、「次へ」をクリックします。(図11)
図11:
17. [インストトール] をクリックします。(図12)
図12:
18. [アプリケーションの起動] のチェックを外して、[完了] をクリックします。(図13)
図13:
19. Windows の [スタート] ボタンをクリックしてから、[Microsoft SQL Server 2019] → [SQL Server 2019 Configuration Manager] をクリックします。
20. SQL Server Configuration Manager 画面の左側で [SQL Server Network Configuration] → [Protocols for VSREXPRESS] をクリックしてから、 右ペインで [Named Pipes] と [TCP/IP] を [Disabled] に設定し、[適用] をクリックします。(図14)
図14:
21. 画面の左側で [SQL Server Services] をクリック後、右ペインで、 [SQL Server (VSREXPRESS)] と [SQL Server Browser] を右クリックし、[Restart] をクリックします。(図15)
図15:
22. Veritas System Recovery Manager を起動します。(図16)
図16: