Veritas System Recovery (VSR) for Linux Edition を使用して、uEFI システムの Red Hat Enterprise Linux 7.x / 8.x をバックアップ/リストアする方法

Veritas System Recovery (VSR) for Linux Edition を使用して、uEFI システムの Red Hat Enterprise Linux 7.x / 8.x をバックアップ/リストアする方法

記事: 100049395
最終公開日: 2021-11-30
評価: 0 1
製品: System Recovery

問題

この文書は、Red Hat Enterprise Linux (RHEL) 7.3 について記載していますが、記載された手順は、RHEL 7.X /8.X 、及び CentOS 7.X など、Veritas System Recovery (VSR) for Linux Edition がサポートしている OS バージョンで利用可能です。

また、この文書は、uEFI システム環境でのバックアップ、リストア手順になります。BIOS システム環境には利用できませんので、ご注意ください。BIOS システム環境については、article 100041317 (英語版) article 100042618 (日本語版) を参照してください。

RHEL 8.x である場合、Veritas System Recovery (VSR) 21、もしくはそれ以降のバージョンを使用する必要があります。

各バージョンの Veritas System Recovery がサポートする OS については、ソフトウェア互換性リスト (SCL) を参照してください。

<VSR 18 SCL>
https://www.veritas.com/content/support/en_US/doc/VSR_18_SCL

<VSR 21 SCL>
https://www.veritas.com/content/support/en_US/doc/VSR_21_SCL

 

このシナリオでの環境は次の通りです。

環境

BIOS モード

UEFI

OS / カーネルバージョン

Red Hat  Enterprise Linux, 3.10.0.-514.el7.x86_64 10.0.-514.el7.x86_64

Veritas System Recovery for Linux version

18.0.1

ホスト名

rhel73x64uefi.local

パーティション情報

バックアップ対象 /boot/efi, /boot, /,  /home

バックアップ保存先: /backup

詳細

図 1 をご確認ください。

 

図 1



注:
/dev/sda3 は LVM の物理ボリューム (PV) です。
rhel は LVM のボリュームグループ (VG) です。
rhel-root, rhel-swap, rhel-home は LVM の論理ボリューム (LVs) です。

 

バックアップ:

1. 事前に、パーティション情報をバックアップしておくことをお奨めします。

 

# sgdisk -b /backup/sgdisk_sda.txt /dev/sda
# sgdisk -b /backup/sgdisk_sda_backup.txt /dev/sda

 

注1:sgdisk がインストールされていない場合は、"yum install gdisk" を実行します。
注2:Veritas では、バックアップファイル (sgdisk_sda_backup.txt) を作成することをお勧めします。

 

2. システムに LVM が存在する場合は、事前に LVM 情報についてもバックアップを作成します。

 

# vgcfgbackup -f /backup/rhel.txt

 

注: ファイル名は、"vgdisplay" コマンドによって返される VG 名を設定することをお奨めします。 (図 2)

図 2

 

# blkid -o value -s UUID /dev/sda3 > /backup/uuid_sda3.txt

注: 必要があれば、ほかの LVM 情報についてもバックアップしておきます。

 

3. バックアップコマンドを使用して、ボリュームをバックアップします。

# symsr -b /boot -d /backup
# symsr -b /boot/efi -d /backup
# symsr -b / -d /backup
# symsr -b /home -d /backup

注: 必要があれば、ほかのパーティションやマウントポイントをバックアップします。

 

4. リカバリポイントを検証したい場合は、以下のコマンドを実行します。

# symsr -vrp /backup/boot_000.v2i
# symsr -vrp /backup/boot_efi_000.v2i

# symsr -vrp /backup/system_000.v2i
# symsr -vrp /backup/home_000.v2i

 

System Recovery Disk (SRD) の作成:

 

SRD を作成するには、システムと同じバージョンの Red Hat インストールメディアをマウントした後、"createSRD" コマンドを実行します。

例:

# createSRD -i <Red Hat install media> -d /backup/SRD.iso

注: "mksquashfs is required to create this SRD" が表示した場合は、squashfs-tools をインストールします。(図 3)

図 3

 

リストア:

 

1. SRD から起動します。

 

2. "Rescue a Red Hat Enterprise Linux system" を選択します。 (図 4)
図 4

 

3. "3) Skip to shell" を選択します。(図 5)
図 5

 

4. バックアップ保存先を /backup にマウントします。

# mkdir /backup
# mount /dev/sdb1 /backup

注: もし、SRD で Windows 共有フォルダのマウント操作に失敗する場合は、article 100041721 を参照してください。CIFS ヘルパープログラムファイルを手動で SRD に追加可能です。

 

5. バックアップファイルから、/dev/sda のパーティションをリストアします。(図 6)

# sgdisk -l /backup/sgdisk_sda.txt /dev/sda

図 6

 

6. "fdisk -l /dev/sda" コマンドを実行しますと、パーティションが復元されていることを確認できます。 (図 7)
    
図 7

 

7. バックアップされたシステム内で、LVM が使用されていた場合は、以下のコマンドを使用して、uuid 変数をセットしてください。(図 8). もし、LVM を使用していない場合は、手順 7 から 12 をスキップして、手順 13 に進んでください。

# uuid=$(cat /backup/uuid_sda3.txt)
# echo $uuid

注: "echo $uuid" が "xxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxx" を返すことを確認します。

図 8

 

8. 以下のコマンドを使用して、PV をリストアします。(図 9)

# pvcreate -ff --restorefile /backup/rhel.txt --uuid $uuid /dev/sda3

図 9

注意:
上記のコマンドが失敗し、LVM (Linux ボリュームマネージャー)、またはソフトウェア RAID が管理するボリュームまたはパーティションを復元する場合、リカバリを開始する前に、リカバリディスクに存在する lvmtools 、または RAID ツールを使用して LVM をセットアップする必要があります。

 

9. "pvdisplay" コマンドを使用して PV がリストアされていることを確認します。 (図 10)

図 10

 

10. 以下のコマンドを使用して LV をリストアします。(図 11)

# vgcfgrestore -f /backup/rhel.txt rhel

図 11

 

11. "lvdisplay" コマンドを使用して、LV がリストアされていることを確認します。 (図 12)

図 12

 

12. 以下のコマンドを使用して VG をアクティブ化します。(図 13)

# vgchange -a y rhel

図 13

 

13. すべてのリカバリポイントをリストアします。(図 14)

# symsr -r /backup/boot_efi_000.v2i -d /dev/sda1
# symsr -r /backup/boot_000.v2i -d /dev/sda2

# symsr -r /backup/system_000.v2i -d /dev/mapper/rhel-root
# symsr -r /backup/home_000.v2i -d /dev/mapper/rhel-home

図 14

 

14. 以下のコマンドを使用して、swap パーティションを設定します。(図 15)

# mkswap /dev/mapper/rhel-swap
# swapon -v /dev/mapper/rhel-swap
# swapon -s

図 15

 

15. SRD メディアを取り出して、システムを再起動します。

# reboot

注: もし、リストアされたシステムから起動中に、黒い画面のままになってしまう場合は、対処のために、article 100041257 を参照してください。
注: もし、swap パーティションが再起動後、有効にならない場合は、対処のために、article 100042614 を参照してください。
注: もし、リストア後、システムの起動が遅延する事象が発生した場合は、article 100051309 を参照してください。

 

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