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NetBackup™ 状態コードリファレンスガイド

Last Published: 2025-04-25

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (11.0)

NetBackup の状態コード: 8453

メッセージ: <Primary> <Primary> の名前空間 <namespace> でジョブ <Migration-job-Name> を作成中にエラーが発生しました。(Error in creating the job <Migration-job-Name> in the namespace <namespace> for the <Primary> <Primary>.)

説明: 移行ジョブは、プライマリ配備の前かつ configChecker の後で、environment.yaml ファイルのストレージクラス名が変更されると実行されます。この移行ジョブはクラスタでは作成されていません。

推奨処置: 必要に応じて次を実行します。

次のコマンドを使用して、NetBackup オペレータのログで詳細を確認します。
kubectl logs <netbackup-operator-pod-name> netbackup-operator -n<netbackup-operator-namespace>
ジョブの RBAC 権限が正しいことを確認します。『NetBackup Deployment for Azure Kubernetes Cluster (AKS) Administrator's Guide』を参照してください。
プライマリサーバー CR に問題がある場合は、次の手順を実行します。
- 次のコマンドを使用して環境 CR を削除します: kubectl delete -f <environment.yaml>
- 次のコマンドを使用して環境を再配備します: kubectl apply -f <environment.yaml>
データの移行中にこの問題が発生した場合は、次の手順を実行します。
- 次のコマンドを使用して、移行ポッドのログで詳細を確認します: kubectl logs <catalog-or-log-migration-job-name> -n <netbackup-environment-namespace>
- NetBackup オペレータポッドに次のいずれかのメッセージが表示される場合:
  名前を変更する PVC を取得中にエラーが発生しました。(Error while getting PVC for renaming.)
  古い PVC を削除中にエラーが発生しました。(Error while deleting old PVC.)
  古い PVC にパッチを適用中にエラーが発生しました。(Error while patching old PVC.)
  ログ PVC の名前を変更中にエラーが発生しました。(Error while renaming logs PVC.)
  カタログ PVC の名前を変更中にエラーが発生しました。(Error while renaming catalog PVC.)
  次の手順を実行します。
  - ファイルを手動でコピーまたは無視するか、次の手順に進みます。
  - 次のように PVC のボリューム名とストレージクラスを保存します。
    kubectl describe pvc <azure-disk- or-files-pvc-name> -n <netbackup-environment-namespace>
  - 古い Azure ディスクまたはファイル PVC を削除し、新しい Azure ファイル PVC の名前を、古い Azure ディスクまたはファイル PVC の名前に次のように変更します。
    kubectl delete pvc <azure-disk-or-files-pvc-name> -n <netbackup-environment-namespace> kubectl patch pv <saved_volume_name> --type json -p '[{"op": "remove", "path": "/spec/claimRef"}]'
  - 前の手順を完了した後、PV が利用可能であることを確認します。
  - 次のように、古い PV で新しい Azure ファイル PVC を作成します。
    apiVersion: v1 kind: PersistentVolumeClaim metadata: name: <old_pvc_name> namespace: <old_pvc_namespace> spec: accessModes: - ReadWriteMany volumeName: <saved_volume_name> storageClassName: <saved_storage_class_name> resources: requests: storage: 100Gi #previous files size
  - 精査 /opt/veritas/vxapp-manage/nb-health enable を有効にします。
  - 次のように、レプリカ数を 1 に設定するか、environment.yaml ファイルを再適用します。
    kubectl scale --replicas=1 <STS name> -n <netbackup-environment-namespace> を実行するか、environment.yaml ファイルを再適用します。

この状態コードに関するベリタステクニカルサポート Web サイトのテクニカルノートとその他の情報を確認するには、ここをクリックしてください。