ローカルでの障害発生時のシームレスなリカバリ
数時間や数日ではなく、数分で本番環境を再開
システムを本番環境に戻すまでの時間を大幅に短縮できます。System Recovery なら、実行中のシステムまたはコールドシステムから直接起動し、Windows、Linux の物理または仮想システム全体をディスクストレージの読み書きと同じぐらい迅速にリストアできます。
- 特許取得済みの Restore Anyware 技術を使って迅速な復元が可能です。物理システムや仮想システム全体を、ローカルまたはオフサイトのバックアップ先からベアメタル、異なるハードウェア、遠隔地、または仮想環境へと、数分ですばやく復元できます。
- ファイルとフォルダのリストアが可能で、複数のリカバリポイントを同時に検索することもできます。
- ホットイメージングを使用すると、別のハードウェアプラットフォームにその場でリストアできるため、ストレージコントローラやハードウェア抽象化レイヤの互換性がないといった問題を解決できます。
- システムを迅速に起動してリカバリするために、オールインワンのバックアップおよびリカバリ USB デバイスを作成しておくことができます。
サイト停止からの保護
別のサイトまたはクラウドストレージの保護を自動化
ビジネスアプリケーションは、同じ場所に置き続ける必要はありません。ビジネスや予算上の必要に応じて、データをクラウドからオンプレミス、さらに FTP 先へと自由な移動を考えるべきです。
Veritas System Recovery は、リカバリポイントのオフサイトコピーを保存して、サイト停止からの保護を実現します。処理はバックグラウンドで行われます。既存または現在のバックアップジョブを複製して柔軟性を高めることもできます。
- 特許取得済みの LightsOut Restore 技術により、システムの設置場所まで出向く必要なく、遠隔地からシステムを簡単にリカバリ可能
- 最大 2 つの追加サイトまたはデバイスに重複リカバリポイントを配置
- Amazon Web Services、Microsoft Azure、USB、NAS/SAN、FTP ストレージのサポート
- バックグラウンドで処理して、リカバリの完了に必要なリソースを軽減
交換用ハードウェアを柔軟に選択
異種ハードウェアのリストアを標準化
システム、ストレージ、またはコンポーネントレベルで同種のハードウェアにしか交換できないという状況を変えることができます。Veritas System Recovery では、既存のリカバリポイントを使用して、異種ハードウェアのリストアを自動プロセスとして実行します。
- 異なるハードウェアへのベアメタルリストアを実行
- ドライバとコンポーネントの更新をリストアプロセス内でシームレスに処理
- 異なるハードウェアへの移行に関する事前準備は不要
クラウドストレージをディザスタリカバリに活用
Amazon S3、Microsoft Azure と容易に統合
ストレージの制約を受けずに Veritas System Recovery を Amazon S3 や Microsoft Azure と統合できます。この統合により、リカバリポイントのコピーをローカルストレージやプライベートストレージに加えて S3 ストレージにも送信できるようになり、停止や障害に対する保護の選択肢が増えます。
- リカバリポイントの作成時、クラウドストレージへの送信前に暗号化
- クラウドストレージを使用して二次的な保存場所やデバイスを補完
- Amazon/Azure アカウント、キー、バケット詳細を使用して、インターネット経由で容易にリカバリ
System Recovery の総所有コストを削減
1 つの画面で全体を可視化
Veritas System Recovery をインフラ全体で集中的に展開、設定、管理します。最大で 2 万の Veritas System Recovery クライアントを 1 つのコンソールから管理できるように設計された一元管理機能が、企業への導入を容易にします。
- 一目で確認できる統合されたホームページビューで、管理対象となるすべてのシステムについて現在の保護状態を監視可能
- 組み込みのフィルタリングシステムで、問題の領域をすばやく特定してドリルダウン可能
- ローカルおよびネットワーク上のバックアップ先の使用状況について、現状と過去の傾向を監視
- 環境全体に関する包括的なレポートを提供