Azure インフラ向けの設計
クラウドストレージを活用してデータ保護戦略を拡張
使い慣れた Backup Exec のバックアップおよびリカバリを拡張し、アーカイブしたデータやアクセス頻度の低いデータはオフサイトで低コストの Azure ストレージに移行することで、長期保存やディザスタリカバリに対応可能です。同時に、重要なシステムについては、迅速なリカバリのためにローカルコピーをオンサイトに保持できます。
- 定義されたライフサイクルポリシーに応じてデータをホットまたはクールのストレージ層に振り分け
- バックアップデータを直接クラウドへ、または Disk-to-Cloud で書き込むための既成テンプレートポリシー
- あらゆるソースデータを仮想、物理、あるいは他のクラウドから Azure に書き込み
- インテリジェントな重複排除機能と内蔵の圧縮機能により、クラウドストレージとネットワークリソースを節約
- Azure Government をフルサポートし、データコンプライアンスを確保
クラウド戦略をサポートするバックアップ
クラウドデータの管理に同じポリシー、プロセス、インターフェースを利用
クラウドデータの管理に同一のポリシー、プロセス、インターフェースを使用します。最新リリースの Backup Exec では、Backup Exec のクラウド配備が事前設定とカスタマイズにより分単位で完了できます。
- Azure インフラ上で稼働しているアプリケーションを保護するため、クラウド内で Backup Exec を実行
- バックアップのデータセットをオンプレミスのインフラに複製することでクラウドの可用性リスクを低減
- ホットストレージとクールストレージのサポートにより、コストを最適化
スマートなデータライフサイクルポリシーと無制限のバックエンドストレージを使いやすいハイブリッド構成で提供
ベリタスのハイブリッドアプローチは、基幹システムの運用を柔軟に設定するとともに的確に制御できる、高い拡張性を備えたクラウドストレージソリューションをお届けします。
あらゆる規模の企業や組織がクラウドを最大限に活用し管理コストを最小限に抑えられるように、Backup Exec では Microsoft StorSimple、NetApp AltaVault、Datish Systems をサポートしています。
- StorSimple、NetApp AltaVault、Datish Systems とシームレスに統合された Backup Exec のデータライフサイクルポリシーで、Azure Blob Storage へと簡単にデータを移行
- 重要なバックアップデータに最適化されたローカルストレージを使用することで、必要なときにすぐにアクセスして迅速にリストア
- ディザスタリカバリ用のオフサイトクラウドストレージを自動的に提供
- ハイブリッドクラウド環境を可視化して制御を強化
- クラウドの経済性によって総所有コスト (TCO) を削減
データがどこにあっても、あらゆるデータを確実に保護
信頼できるデータ保護プラットフォームを Azure に拡張することで、クラウド固有のデータの耐久性を強化
オンプレミスやリモートオフィスに加えてクラウドでも Backup Exec を使用することで、統合された効率的なデータ保護を実現できます。また、そうすることで総所有コスト (TCO) の大幅な削減と運用の大幅な簡素化につながります。これは、サイロ化された単体製品を組み合わせても実現できません。
- すべての場所でデータ保護を統合し、TCO の削減、管理制御の最適化、およびリスクの軽減を実現
- 単一のプラットフォームでクラウド環境、物理環境、仮想環境を保護
- 業界をリードするデータ保護ソリューションで Azure データの耐久性を強化
- マルチクラウド対応
クラウドにおける信頼の構築
インフラを安全にクラウドに拡張すると同時に、データアクセスを制御。クラウドベースのデータとワークロードに対してオンプレミスと同等のセキュリティを確保
データの整合性と可用性を保護するには、企業のバックアップにセキュリティ戦略を適用することが不可欠です。Azure とのシームレスで安全な統合により、包括的なデータセキュリティを実現し、安心を手に入れることができます。
- 業界標準の暗号化である 128 ビットまたは 256 ビットの Advanced Encryption Standard (AES) を統合
- 送信中のデータも保管中のデータも暗号化して、データのセキュリティを徹底強化
- Backup Exec と Azure の間のデータ転送には Secure Sockets Layer (SSL) 接続を使用
- ワークロードとデータの保存場所を選んでビジネス要件や規制要件へのコンプライアンスを確保
- FIPS 140-2 標準に準拠