NetBackup™ Web UI バックアップ管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (8.2)
Platform: Linux,UNIX,Windows

増分レポートのその他の構成

収集データと容量ライセンスレポートのディレクトリを変更するには

  1. 古い収集データとライセンスレポートが存在する場合は、該当するディレクトリ全体を新しい場所にコピーします。
  2. nbdeployutilconfig.txt を編集し、PARENTDIR=folder_name フィールドで収集データとライセンスレポートの場所を変更します。

以前に収集されたデータを使用して容量ライセンスレポートを生成するには

  1. 直前の nbdeployutil の実行によって収集されたデータを保存するために生成されたフォルダを特定し、そのフォルダを次の場所にコピーします。

    Windows の場合: install_path\NetBackup\var\global\incremental

    UNIX の場合: /usr/openv/var/global/incremental

  2. コピーしたフォルダ内に gather_end.json ファイルを作成し、次のテキストを追加します。

    {"success":0}

    次回の増分の実行では、コピーしたフォルダ内のデータを考慮して容量ライセンスレポートが生成されます。

    メモ:

    データの収集期間のギャップを回避するため、コピーしたフォルダ内のその他すべての収集フォルダを削除します。不足しているデータについては、時間の増分の実行で自動的に生成されます。

既存の収集データを使ってカスタムの間隔の容量ライセンスレポートを作成するには

  • 90 日のデフォルトの間隔以外でレポートを作成するには、次のコマンドを入力します。

    Windows の場合:

    nbdeployutil.exe --capacity --incremental --report --inc-settings 
    "install_dir\netbackup\var\global\nbdeployutilconfig.txt" 
    --hoursago <custom-time-interval>

    UNIX の場合:

    nbdeployutil.exe --capacity --incremental --report --inc-settings 
    "/usr/openv/var/global/nbdeployutilconfig.txt" 
    --hoursago <custom-time-interval>

    --hoursago で指定する時間数は、nbdeployutilconfig.txt ファイルで指定している purge-interval 未満である必要があります。

    メモ:

    nbdeployutil は収集データを使ってカスタムの間隔のレポートを生成します。--Gather オプションを使う必要はありません。