NetBackup™ Web UI バックアップ管理者ガイド

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Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (8.2)
Platform: Linux,UNIX,Windows

マスターサーバー上のバックアップデータサイズの追跡

使用状況レポートアプリケーションは、組織内の NetBackup マスターサーバーにあるバックアップデータのサイズを一覧表示します。このレポートには、次の利点があります。

  • 容量ライセンスを計画する機能がある。

  • NetBackup が週単位で使用状況と傾向の情報を収集してレポートできる。

    nbdeployutil ユーティリティによって、レポート用のデータの収集の実行をスケジュール化できる (デフォルトで有効)。詳しくは、『容量ライセンスレポートのスケジュール設定』を参照してください。

  • Smart Meter へのリンク。このツールを使用すると、NetBackup カスタマは、消費パターンをほぼリアルタイムで視覚的に把握して、ライセンスの使用状況を積極的に管理できます。

  • 次のポリシー形式のレポートを作成します。

    BigData

    Informix

    NDMP

    Sybase

    MS-Exchange-Server

    MS-SQL-Server

    Oracle

    VMware

    Hyper-V

    MS-Windows

    Standard

    Hypervisor

要件

NetBackup は、次の要件が満たされていれば、使用状況レポートのデータを自動的に収集します。

  • マスターサーバー (1 台または複数) が NetBackup 8.1.2 以降を実行している。

  • 容量ライセンスを使用している。

  • スケジュールされた自動レポートを使用している。容量ライセンスレポートを手動で生成する場合、NetBackup Web UI の使用状況レポートにデータは表示されません。

  • 次のファイルが存在する。

    UNIX の場合: /usr/openv/var/global/incremental/Capacity_Trend.out

    Windows の場合: install_path\var\global\incremental\Capacity_Trend.out

  • マスターサーバーのいずれかで、他のリモートマスターサーバーの使用状況レポートのデータを収集する場合は、追加の構成が必要です。マスターサーバー間に信頼関係を作成する必要があります。ローカルマスターサーバー (nbdeployutil の実行を計画している場所) を、各リモートマスターサーバー上の[サーバー (Servers)]リストに追加することも必要です。

    使用状況レポートのサーバーリストの構成を参照してください。

    NetBackup CA が署名した (ホスト ID ベースの) 証明書を使用した信頼できるマスターサーバーの追加を参照してください。

追加情報

容量ライセンスレポートのスケジュール設定』。容量ライセンス、スケジュール設定、および容量ライセンスレポートのオプションの詳細を説明します。

『Veritas Smart Meter スタートガイド』Smart Meter を使用して NetBackup の配備とライセンスを管理する方法についての詳細を説明します。このツールでは、正確なほぼリアルタイムのレポートで、バックアップされるデータの合計量を確認できます。