Veritas NetBackup™ 5240 Appliance 製品説明
- NetBackup 5240 Appliance について
- NetBackup 5240 アプライアンスの前面パネルのディスクドライブ構成
- NetBackup 5240 Appliance のコントロールパネル
- NetBackup 5240 Appliance の背面パネル
- NetBackup 5240 Appliance の I/O 構成オプション
- NetBackup 5240 Appliance の I/O 構成オプション
- Veritas 2U12 49TB ストレージシェルフについて
- NetBackup 5240 Appliance および Veritas 2U12 49TB ストレージシェルフのケーブル
- 付録 A. 技術仕様と準拠規格
NetBackup 5240 Appliance の概要
NetBackup 5240 Appliance は、利用可能なバックアップ容量を 300 TB まで拡張できるハードウェアとソフトウェアのストレージシステムです。NetBackup 5240 Appliance と最大 6 台のオプションの Veritas 2U12 49 TB ストレージシェルフから成ります。このシステム自体で 2U NetBackup 5240 Appliance は、購入したアプライアンス構成に応じて 4 TB から 27 TB までの内部ストレージを提供します。
Veritas 2U12 49 TB ストレージシェルフは 49 TB のストレージを提供します。6 台のストレージシェルフを接続すると、300 TB のストレージを使用できるようになります。前世代の NetBackup 52xx Appliance と同様、NetBackup 5240 Appliance はマスターサーバーやメディアサーバーとして構成できます。両方のサーバーとして構成することもできます。
アプライアンスの利用可能なストレージ容量を参照してください。
SAS-3 ケーブルで NetBackup 5240 Appliance とストレージシェルフを接続します。SAS-3 ケーブルでストレージシェルフ同士も接続します。
使用環境に適した NetBackup 5240 Appliance システムを判別するには、システムのライフタイムにわたって使用環境の将来のストレージ要件を検討する必要があります。
選択肢として、4 つの NetBackup 5240 Appliance 構成が用意されています。これらの構成の中の 1 つでは、最大 6 台の Veritas 2U12 49 TB ストレージシェルフを接続することで、システムにストレージ容量を追加できます。
これらの構成には次のものが含まれます。
4TB の内部ストレージのみを搭載した NetBackup 5240 Appliance 1 台
14TB の内部ストレージのみを搭載した NetBackup 5240 Appliance 1 台
27TB の内部ストレージのみを搭載した NetBackup 5240 Appliance 1 台
4 TB の内部ストレージと、合計ストレージ容量が 300 TB の最大 6 台の外部 49 TB ストレージシェルフを搭載した NetBackup 5240 Appliance 1 台
使用環境で 4TB 以上、27TB 未満のストレージが必要である場合は、14TB と 27TB の構成を検討してください。
使用環境で必要なストレージ容量が 27TB を超えている場合は、4TB の内部ストレージと 49TB の Veritas 2U12 49TB ストレージシェルフを搭載した NetBackup 5240 Appliance を検討してください。さらに容量の大きいストレージが必要な場合は、最大 5 台の 49 TB ストレージシェルフをこの構成に追加できます。